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国立病院機構新潟病院 こどもとおとなのための医療センター

  • photo:国立病院機構新潟病院 こどもとおとなのための医療センター
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写真撮影 サタケ

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建築物概要

竣工
2014年6月
主要用途
病院
所在地
新潟県柏崎市
敷地面積
77,299.58m2
延べ面積
12,891.14m2
建築面積
1,871.32m2
構造規模
RC造、免震構造 地上8階

特徴

成育医療、神経・筋疾患、重症心身障害に関する専門的な医療を行う病院の敷地内に分棟配置された計350床を集約し、地上8階建の免震構造として計画された新病棟です。病院BCP(医療継続事業プラン)概念でつくられ、災害時無避難病棟を目標とした設計となっています。

■BCP(医業継続事業プラン)
2004年中越地震、2007年中越沖地震等を踏まえ、震災時の医療特需増大も考慮した適切なエネルギー計画を行っています。特に免震構造を採用する他、外気処理機を電気式、空調設備をガス式とした空調設備のリスク分散化、断水や停電などの非常時に備えた高置水槽よる重力給水方式を採用しています。

■広く、快適な病室
病室内に柱型のでない、アウトフレームを採用し、有効面積の最大化を図りました。外断熱及び断熱サッシを採用し、冬期における病室環境の向上を図っています。

■分かりやすく安全な病棟
平面はダブルコリダー型とし、シンプルで誰にでも分かりやすい構成としています。廊下の突き当たりから採光をとって視認性の確保に努め、避難上の安全性を高めています。

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