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ファシリティーズ最前線
index -2003 SUMMER Vol.31-
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編集後記
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わずか1m2から、信頼性の高いサーバールーム環境を構築。
「ITハイパーパッケージ」


 
IT時代の進展に伴いiDCが普及する一方で、「サーバーを身近に置いて、管理も自社で行いたい」というニーズが高まりつつあります。2003年5月に発売された「ITハイパーパッケージ」は、いわば理想的なIT機器のファシリティ環境を、高信頼・高効率、経済的、迅速に構築するIT環境構築ソリューションです。
談・NTTファシリティーズ IT&インテグレーション事業推進本部
ITハイパーパッケージ ビジネスユニットリーダー 山岸正幸

 
申し分のないITファシリティ環境を手軽に構築

Q
「ITハイパーパッケージ」とは?
 
A
 情報関連機器(サーバー、ルーター、xDSL機器など)を設置するラック(19インチ)と、信頼性の高い電源装置・専用の空調機器が一体化した専用ファシリティです。専用ファシリティは、電源や空調、セキュリティ、耐震性など、IT機器を安全に収納するために必要なファシリティをコンパクトにまとめたボックス、屋内型は1m2、屋外型でも2m2のスペースがあれば、サーバールームレベルの信頼性の高いIT機器設置環境を実現することができるものです。
 屋内型であれば、ストックヤードやロッカールームの一画に、屋外型なら非常階段の階段下などほんの少しのスペースで設置できます。

 
ハードとソフト、基礎工事や保守・監視業務までワンストップで

Q
「パッケージ」と名づけているのはどうしてですか?
 
A
 当社が提供するボックスは、IT機器を収納するラックと空調・電源装置を一体化した筐体です。しかし、お客様のご要望があれば、そのラックに収納するハードウエアやソフトウエアまでも搭載したパッケージ商品としても提供できる、ワンストップソリューションという意味を込めて、“パッケージ”としたものです。ワンストップソリューションの中には、据付のための基礎工事や通信線引き込み工事、保守・監視業務などのサービスもパッケージ化されています。お客様がNTTファシリティーズに声をかけていただくだけですべてが整うのが、「ITハイパーパッケージ」です。

 
iDC構築で培ったNTTファシリティーズのコア技術が凝縮

Q
どのような特長があるのですか?
 
A
1 

高信頼直流電源システム FR-GP NTTファシリティーズが最も得意とするiDC(インターネット・データセンター)構築で得た、IT・建築・電源・空調の個別技術や多くのノウハウがコンパクトに凝縮されている点です。特に、空調面では搭載機器に配慮した気流循環方式を採用し、均一な冷却効果を上げるよう設計されています。電源は、AC/DCのどちらの給電方式も選べますが、電流変換回路がシンプルなDC給電を採用することによって、信頼性は10倍にアップます。また、変換率が約20%向上することにより、CO2排出率も約20%削減することができます。
 
A
2 

 オフィス内にサーバールームを構築するには、サーバールームの独立性(防犯・空調・電源)を保つセキュリティ対策の上から、大掛かりな工事が必要です。
 しかしITハイパーパッケージでは、専用ファシリティを設置するだけでそうした工事の必要がありません。また、専用ファシリティの設置作業も短時間で行え、お客様のご要望に応じたIT機器をラックに収容するだけですから、簡単なシステムの場合は、搬入から最短2日で行うことができ、週末工事で利用開始が可能です。こうした特長は、オフィスのレイアウトの見直し時や移転時にも威力を発揮します。

 
サーバーを身近に置いて、自分たちで管理したい、というニーズ

Q
開発の背景は?
 
A
 企業のIT化がますます進む中で、企業や自治体では重要な企業データを扱うIT機器の「安全で安定した運用環境」が大きな問題となっています。しかし企業規模によっては、サーバールームといったIT環境を自前で準備することは容易なことではありません。そのため、企業によってはiDCのハウジングやホスティングを利用する場合もありますが、ハウジングの場合は現地まで行って自社のサーバーの操作を行わなければならず、またホスティングの場合は遠隔で操作したり、ホスティング事業者に依頼しなければならなかったりと手間がかかります。そうした中から「サーバーを自分たちの身近に置いて、管理も自分たちで行いたい」という要望も生まれてきました。
 こうしたニーズに応えて開発されたのが、高信頼な小規模IT環境を、屋内・屋外を問わず、「迅速・低コスト・省スペース」で実現する本ソリューションです。
 
屋内タイプ構成例

 
ブロードバンドによるユビキタスコミュニケーション環境整備に向けて

Q
どういうところで、利用方法がありますか?
 
A
 「既存の建物はそのままで、IT環境を新しく整えたい」とお考えの地方自治体、大学の研究室・学校、SOHOやベンチャー企業、また、「集合住宅のブロードバンド環境や広域サービス用設備を収容するためのボックスが必要」なマンションや社宅、ADSLサービス事業者、CATV事業者などと幅広く考えられ、お客様の多様なニーズに即したパッケージングを提供しています。
 また、e-Japan構想の一環として進められているLGWANサービス提供設備(2003年度中にすべての小規模自治体にLGWANの提供設備を導入)では、同パッケージにLGWANタイプの専用ファシリティも用意しています。
 ITハイパーパッケージは、NTTグループが提言した“光”によるブロードバンド環境<レゾナントコミュニケーション>の実現にも対応するなど、NTTファシリティーズのコア技術を凝縮した商品として、お客様のお役に立てるものと考えています。
屋外タイプ構成例

<関連リンク>
ニュースリリース
IT環境をオールインワンで提供 「ITハイパーパッケージ」の販売を開始
〜サーバールームに近いIT環境を屋内・屋外問わず迅速・低コスト・省スペースに構築〜

 
商品ページ
ITハイパーパッケージ

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