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index -2003 SUMMER Vol.31-
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山下さんをもっと知りたい
 
Q 2003年7月以降の活動予定を教えてください。
(出版、講演、その他)
Q  7月末に、連載中のエッセイ『山下柚実のだからからだだ 1〜30回』をまとめ、かつ書き下ろしのコラムとカラーイラストを満載した『おしゃべりなからだ』(医学通信社)を出版します。
 夏から秋にかけて、「五感生活研究所」のメンバーとともに、学校関係者対象の講演会や女性グループを対象にしたワークショップを行います。ちなみに「五感生活研究所」では今、以下2つの領域を研究と活動の対象にして、企業、学校教育関係者、PTAなどの方々に向け実際の五感体験を取り入れたワークショップ・講演活動を実施しています。
 
(1)  社会で発生している事件や出来事、注目をあつめている流行や現象などを「五感」という窓口/視角から眺め、分析していくこと。
(2)  日常生活を、心地よく豊かにしていくための「五感生活術」を提案していくこと。

 ご興味ある方はhttp://www.yuzumi.com/の中の「五感生活研究所」コーナーまで。

Q 人生を変えた、あるいは影響を受けた作品(映画、絵画、本、音楽、話など)はありますか?
 それはいつ頃、どんなふうに感じられたのでしょうか。
Q  小津安二郎(*1) の一連の映画。『秋刀魚の味』『麦秋』『小早川家の人々』などなど。
 繰り返し繰り返し見ても耐えられる映画というものがあるということ、そして見るたびに、別の新鮮な「発見」があることに衝撃を受けました。「作家独自のスタイル・哲学」というものについて考えさせられました。
 
 映画『永遠と一日』。テオ・アンゲロプロス(*2) 監督には、音と映像の強烈な絆、人が生きることの「深淵」、演劇と絵画と映画の融合、といったことを考えさせられました。
*1 小津安二郎(おず やすじろう)
東京都生まれ(1903〜1963年)。
1958年『東京物語』でロンドン国際映画祭サザーランド賞受賞。海外でも高い評価を得る。
*2 テオ・アンゲロプロス(Theo Angelopoulos)
1936年ギリシャ生まれ。
1980年『アレクサンダー大王』でヴェネチア映画祭グランプリ受賞。黒澤明監督と親交があった。

Q 最近の「お気に入り」、または「気になる」事柄やモノはありますか?
Q  「お気に入り」は、今年=江戸開府400年記念に開催されているさまざまなイベント。
 隅田川の花火では、江戸時代の花火がそのまま再現されるとのこと、楽しみにしています。

Q 今号の裏テーマの一つに「知覚」がありますが、「知覚」というとどんなイメージを持たれますか?
Q  私自身は今、「五感/感覚」ということを中心テーマに据えて執筆しているので、自分の仕事にも関係の深いテーマ。
 「五感/感覚」とは、とても曖昧な「知」です。それを「どんなものか」と言語(=記号による差異の体系)によって説明し翻訳したものが、「知覚」と言えるでしょう。
 しかしつねに私たちが感じとっている「五感/感覚」という経験は、言葉によってすべての中味を説明し表現することはできません。「五感/感覚」と「知覚」が別々の概念として使われるのは、それが理由ではないでしょうか。

Q 何かの参考になさっている、あるいは交流のあるwebページがあればご紹介ください。
Q
「感覚ミュージアム」
 宮城県岩井出町にある、五感をテーマにしたユニークなミュージアム。
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」
 暗闇の中での対話プロジェクト。

 

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