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ファシリティーズ最前線
index -2004 WINTER Vol.32-
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電源設備は、「買う」から「借りる」へ。
「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」開始


2004年1月、NTTファシリティーズは、お客様が希望するタイプの電源設備を企画・設計し、それをリース方式で提供させていただく「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」を開始しました。IT通信環境等の電源設備の常識を変えると期待されるこの新サービスを紹介します。
談・NTTファシリティーズ パワーソリューション事業推進本部
パワーシステムフルアウトソーシング事業ビジネスユニット リーダー 松村 省ニ

「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」は、エネルギー新時代の新しいビジネスモデル

Q
この「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」はどういう背景から生まれたのでしょう。
 
A
 企業のIT化が進み、企業経営には、停電などによる事業活動への影響などのリスク対策やエネルギー消費量の増大に伴うコスト対策、さらに地球環境への配慮などがますます強く求められています。そうした難しい課題に応えるため、さまざまな技術やシステムなどのソリューションが組み込まれたことによって、電源設備の導入や維持管理には高度な専門性が必要になってきました。
 「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」はこうした時代を先取りして、NTTファシリティーズがお客様の電源設備の企画・コンサル、設計・施工を行い、さらに当社がそれらの設備を保有する形で、監視・保守までオールインワンで提供させていただくものです。


 
Q
このサービスの最大の特徴はどういうものでしょうか。
 
A
 この「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」は、お客様の電源設備に関する課題を解決するソリューションを組み入れた電源設備を当社が企画・設計し、それをリース方式によって提供させていただくものです。定額料金制ですから、設備を導入する際の多額の資金調達の必要がなく、電源設備の進化に柔軟に対応できます。また、コストの平準化も図ることができ、コスト管理も容易になります。

 
Q
リース方式にすることでどのようなメリットが生まれるのでしょう。
 
A
 電源設備を資産として保有した際に必要な固定資産税の納付・損害保険の加入、その他の資産管理業務のすべてが、オールインワンで定額のサービス料金に含まれていますから、お客様に煩わしい事務管理業務を行っていただく必要がなくなり、貴重な人的資源をコア業務に集中的に投下していただけます。

 
Q
サービス品質について変化はありますか。
 
A
 監視・保守業務は、NTTグループの長年の実績から培った高品質の技術力によって、高い信頼性のレベルを維持して行います。また、サービス品質保証(SLA:Service Level Agreement)契約によって、契約期間中のサービス品質を保証します。

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交流・直流両用、フレキシブルに対応する新製品「ITマルチパワーシステム」も対象に

Q
どのような電源システムがこのサービスの対象となるのでしょう。
 
A
 「パワーシステムフルアウトソーシングサービス」として提供する電源システムには、各種UPS(無停電電源装置)、各種直流電源装置サイクルパワー(電力貯蔵システム)ITマルチパワーシステム(IT用交直流電源システム)、各種発電装置、受配電装置、移動電源車、空調装置などがあり、電源の直流(DC)化の推進も含め、iDCをはじめとした施設のエネルギーインフラに関するリスク、コスト、環境の課題を解決するソリューションが対象となっています。

 
Q
直流(DC)化の流れに対応できる電源システムはありますか。
 
A
ITマルチパワーシステム 2004年1月、NTTファシリティーズが販売を開始した、交流・直流両用の給電を一システムで行える電源システム「ITマルチパワーシステム」がそれです。
 サーバやルータなどIT機器を使う環境での直流化は、高給電信頼性・電気料金の削減・発熱量の提言による空調コストの削減・省エネルギーによる地球環境保護への貢献・給電装置の設置スペースの削減・拡張性や保守性の向上などのメリットがあり、徐々に切り替えが進んでいます。しかし、全ての電源が直流化されているわけではなく、従来からの交流電源と直流電源の両方の電源が混在する場合は、交流電源と直流電源の両方を準備せねばならず、コスト面・スペース面でも大きな負担となっている現状もあります。
 「ITマルチパワーシステム」は交流・直流両用ですから、設置スペースやコスト面のネックを解消するものです。しかも、直流は200A単位での増減、交流は出力容量に応じた供給が可能で、段階的な切り替えにも柔軟に対応できます。またこのシステムは、万一の停電にも影響を受けない「無瞬断パラレルプロセッシング方式」を採用しています。

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