FUSION NTTファシリティーズ NTTファシリティーズのホームページ SIDE STORY
index -2004 WINTER Vol.33-
表紙・INDEX
カバーストーリー
特集:向井 万起男
私風景 〜shifukei〜
タクミのシクミ 〜異業種に学ぶ〜
SIDE STORY
まぼろし博物館
見られたくない/見られたい
ファシリティーズ最前線
編集後記
BACK NUMBER

アンケートにご協力ください
取材を終えて

 人との接し方、自分の律し方は人さまざまだが、一昔前は「自分に厳しく、人に優しくあれ」とよく言われた。いかにも日本武士道的考え方かもしれないが、私も幼い頃からかくありたいと思っていた。
 ところが、その考えを覆したのは、かのF1ドライバー、アイルトン・セナだった。あるスポーツ誌の記事は、彼は自分自身にも非常に厳しいが、周りのスタッフに対して無茶苦茶厳しい要求をすると語っていた。チームで本当にいい仕事を成し遂げるためには、他人に厳しくなくてはならないということだ。
 薮野氏の話を聞いて、まずそのことを思い出した。彼は万博のプロジェクトを遂行するために鬼になった。冗談ではなく周りからそのように恐れられていたらしい。目的のためには心を鬼にする。そして人に厳しく接することで仕事の質を高める。
 今のビジネス社会では「自分に厳しく、人に厳しく」がいいらしい。しかし非人情では、人はついてこない。セナにも薮野氏にも共通しているのは、実は情に厚く思いやりがあることであろう。取材に同行した編集者は、彼の眼差しを厳しさと暖かさを併せ持った「土俵の鬼」、先代若乃花に似ていると評した。



アンケートにご協力ください
TOP Back