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index -2004 WINTER Vol.33-
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特集:養老孟司
私風景 〜shifukei〜
タクミのシクミ 〜異業種に学ぶ〜
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編集後記
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取材を終えて

 この「タクミのシクミ」で取材をさせていただいた方々に共通することがある。それは幼い頃からの科学やものづくりに対する大いなる興味と、いつかは自分も技術者になってものをつくりたいと願う強い想いである。今回取材をお願いした原雅弘さんも、子供の頃は模型飛行機づくりに熱中されていた。お母様からどんなに叱られても、作った飛行機を捨てられても、模型を作り続けたとお聞きした。その後、科学雑誌などを通じて科学という未知なるものへの夢を育み、小学校高学年の頃には既に「技術者になりたい」という明確な将来の希望を持たれていたようだ。
 いろいろな紆余曲折を経て、なんとなくライターという仕事にたどりついた身としては、幼い頃からの夢や希望をそのまま実現されている人には尊敬と同時に、ある種の羨ましさを感じる。かの大指揮者、レナード・バーンスタインは言った。「自分は音楽家になれるだろうか? と悩んでいる人は音楽家になれない。自分は音楽家なのだ、音楽家になるのだ、と信じている人だけが優れた音楽家になることができる」と。
 何事においても「なるのだ」とか「成し遂げるのだ」という強い想いを持ち続けることが一番大事なのだと思う。まず、願わなければ何も生まれないし、何も成すことができない。そして信じること。そうすれば自ずと道は拓けるだろうし、もし挫折や失敗をしても後悔は残らないと思う。後悔とは「何故、あの時、強く望まなかったのだろう? 何故、諦めずに徹底的にやらなかったのだろう?」というものだ。
 このコーナーの取材インタビューでは、お話をしていただいた方々から本当に元気をいただいた。少々大袈裟に言えば、前向きに生きる元気をいただいた。一つひとつの出会いに感謝するとともに、これからもその時いただいた気持ちを忘れることなく、いつも前向きにやってきたいものだ。



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