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2015年10月30日

近畿大学文芸学部棟が「2015年度グッドデザイン賞」を受賞

株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区 代表取締役社長 筒井 清志、以下、NTTファシリティーズ)は、近畿大学文芸学部棟において、「2015年度グッドデザイン賞(公共用の建築・施設)」(Gマーク)を受賞しました。
 今回の受賞概要は以下の通りです。

1.受賞作品

近畿大学文芸学部棟

事業主体:
学校法人 近畿大学
プロデューサー:
株式会社NTTファシリティーズ
ディレクター:
株式会社NTTファシリティーズ
デザイナー:
株式会社NTTファシリティーズ
近畿大学文芸学部棟の写真

2.製品の概要と評価ポイント

「建築デザイン×地域創生×モノづくり工房」

造形芸術及び舞台芸術専攻の実習棟として「地域創生」「教育環境を社会化=クリエイティビティを刺激する光の工房」を同時に成立させることをデザインターゲットとした。この工房では、光を受けて放たれる色彩が従来と異なる形質でビジュアライズされることによって空間を刺激し、固定化されない創作空間を生成している。加えて、地元東大阪モノづくり企業を数多くフィールドワークする中で出会った「菱形金網」=「スクリーン」のポテンシャルをビジュアライズし、リデザインする試みを行った。これにより、工房全体は柔らかく領域化される。風によりスクリーンが揺らぎ、光がうつろい、創作意欲が溢れ出す。本質的な建築空間に対する提案と同時に、地域との接点を創り出す建築デザインによる波及効果の提案である。

審査委員による評価コメント

造形芸術や舞台芸術を教える大学の実習棟を、様々な素材や色彩の使い方、またその組み合わせ方によって実に豊かで魅力的な場にしている。特に地域産業との恊働によって生まれた菱形金網は、ありふれた材料でありながらもその重ね合わせ、色彩計画によって見た事もない新鮮な境界面に変貌している。様々な創造的行為を学ぶ学生たちにとってこうした建築は、まさに生きた教材になるのだろう。

グッドデザイン賞「近畿大学文芸学部棟」
http://www.g-mark.org/award/describe/43040?token=dUxroHbs5W

3.「グッドデザイン賞」について

 「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は40,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

グッドデザイン賞の詳細はこちらから:http://www.g-mark.org/ GOOD DESIGN

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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