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2011年10月3日

NTT東日本研修センタ 5号館が『2011年度グッドデザイン賞』を受賞

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区芝浦3-4-1、代表取締役社長:沖田章喜、以下NTTファシリティーズ)は、設計・監理に携わった東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:江部努、以下NTT東日本)のNTT東日本研修センタ 5号館において、『2011年度グッドデザイン賞*』(Gマーク)を受賞しました。

1.受賞作品

NTT東日本研修センタ 5号館(東京都調布市入間町1-44 2010年11月竣工)

プロデューサー
:東日本電信電話株式会社
ディレクター 
:株式会社NTTファシリティーズ
デザイナー  
:株式会社NTTファシリティーズ

NTT東日本研修センタ 5号館

撮影協力:ナカサ&パートナーズ

2.NTT東日本研修センタ 5号館の特徴

  当建物は、NTT東日本研修センタ内にあり、情報通信技術等に関わる技術・ノウハウを伝承・継承する役割を担っています。
 建築にあたっては、PCaPC造*1で環境負荷低減と工程短縮、そして格子状のファサ-ドで日射負荷軽減を図っています。PC打放し*2を活用した余分な内外装材のないシンプルなデザインとすることで維持管理しやすく長寿命な建物を目指しました。また、ロングスパン約17mのPC梁による大教室を東西ウィングに配したレイアウトで、フレキシブルに大きさを変えられる教室が特徴です。
 また、NTT東日本の人材育成理念で謳っている「つなぐ」をデザインコンセプトにも活かし、「既存樹木を保存してつなぐ」、「電話の歴史を刻んだアートで伝統をつなぐ」、「電話BOXのガラスや電柱をリサイクルしてつなぐ」など、建物内には様々な「つなぐ」が埋め込まれています。

 5号館は、グループディスカッションから講義形式の研修まで広く対応するため、収容人数40名~350名までフレキシブルに利用可能とすることを目的とし、階段教室だった旧5号館からの建替えを実施しました。
 現在、NTT東日本の人材育成理念「つなぐDNA」を具現化する場として各種研修を実施しています。

*1 コンクリートの柱や梁部材を工場で鋼製型枠を使用して製作し、現場に運搬して組み立てる構法。数種類の鋼製型枠ですべての部材を製作するため、モジュール化された建物に最適。

*2 工場で製作したコンクリートの柱や梁などの部材を素地そのままで仕上げとしたもの。塗装やタイルなどの仕上げ材が不要。

*『グッドデザイン賞』
 1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」を継承し、1998年より(財)日本産業デザイン振興会の主催事業として運営する総合的デザイン評価・推奨制度。「優れたデザイン」のもつ卓越した「デザインの力」をもって、豊かな生活を築きあげ、産業の健全な発展を導いていこうとする制度であり、デザインを通して社会を明るく豊かにしていく運動でもある。
 受賞のシンボルである「Gマーク」は広く一般に定着している。

グッドデザイン賞の詳細はこちらから:http://www.g-mark.org/

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
   NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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