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導入事例

情報通信センター空調機更新

株式会社 宇部情報システム様

情報通信センター空調機更新事例

FMACS空調機導入により電力使用量30%削減達成
省エネ事例としてIT業界の注目を集める


宇部興産グループのシステムインテグレーターとして、製造業を中心としたシステム開発、運用受託などを行っている株式会社 宇部情報システム様。NTTファシリティーズでは、情報通信センターの空調機の更新により、電力使用量30%削減を達成し、省エネ事例としてIT業界の注目を集めて、お客様から高い評価をいただきました。


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業務の概要

設置6年で空調機の不具合が多発
NTTファシリティーズに現況診断と改善提案を依頼

宇部情報システム様の情報通信センターは、2000年に移転開設されて以来、NTTファシリティーズが保守管理を行ってきました。この情報通信センターでは、2005年頃から空調機の不具合が相次ぐようになりました。センター開設時に比べてIT機器の稼働も大幅に増えたことに加え、24時間365日運用へ移行したことが要因と見られましたが、空調機設置から6年でトラブルが続くようになったことは想定外でした。

そこで、日常的に保守・点検・修理を行っているNTTファシリティーズに、現況診断と改善提案を依頼することとなりました。

2006年8月にNTTファシリティーズが行った診断では、既存の空調機に経年劣化が見受けられました。これらの空調機は、センター開設時、IT機器メーカーにより設置されたもので法的耐用年数は15年ですが、24時間365日(8,760時間)運転として換算すると、3.5倍稼働の約21年使用したのと同じ状態であることがわかりました。そのため、各設備機器が物理的寿命に達しており、今後は機器故障による修理費の増加、更に性能劣化による電力使用量の増加も予測されました。また、センターの心臓部であるマシン室において、高発熱ゾーンの偏在が見受けられました。

FMACS空調機導入により
電力使用量30%削減を提案

NTTファシリティーズでは、IT機器の運用環境を安定して確保するには、高品質・高機能な床置型空調機方式(FMACS空調機)によるリニューアルを早期に行うことが必要であると判断しました。NTTファシリティーズのFMACS空調機は、年間冷房運転時の高効率制御(NTT特許)により、低消費電力で冷却能力の高い運転が可能であり、また、圧縮機及び室内送風機にインバータ制御を搭載することで、負荷に合わせた最適運転が実現できます。当社が独自に行ったシミュレーションでは、FMACS空調機を導入した際の電力使用量は、空調機では40%削減、センター全体で30%削減が可能であると算定されました。

そこで、宇部情報システム様に対して、FMACS空調機を導入するメリットについてご説明し、更新プランをご提案しました。この更新プランは、基本的にお客様のご理解を得ることができましたが、導入後に「電力使用量30%削減が本当に達成できたかどうか、検証してほしい」という課題が求められました。そして、宇部情報システム様とNTTファシリティーズによる「省エネ検討連絡会」を定期開催して、導入後1年間の電力使用量削減の推移を共同で検証することとし、正式に受注契約を行いました。

グリーンIT先進企業として
イメージアップにつながる

情報通信センターの空調機更新工事は、2008年3月から7月の期間に実施されました。そして、宇部情報システム様とNTTファシリティーズによる検証活動の結果、空調機更新による省エネルギー&コスト削減効果は、対前年度比実績としてはっきり表れました。センター全体の電力使用量は、電力会社の月次明細書を見ても、工事開始月の2008年3月に若干増加したものの、4月以降はみるみる減り続け、工事終了後の8月以降は連続で30%減となり、年間保証算定期間である2008年8月から2009年7月でも、電力使用量は30%以上削減となりました。更に、これを空調機のみの削減率で見てみると、電力使用比率から算定して、電力使用量30%削減を大きく上回る40%削減を達成したことになりました。

この電力使用比率の推移グラフは、宇部情報システム様が2008年3月以降、毎週月曜日に定時記録したデータをもとに作られたもので、空調機のみの削減率を把握する上で大変重要な資料となりました。

2009年5月には「グリーンIT EXPO」において、宇部情報システム様が省エネ空調機導入事例について講演を行われました。また、12月には「データセンター・サーバルーム空調電力30%削減セミナー」において、同じく講演を行われました。更に、企業向けIT情報サイト「キーマンズネット」にも、今回の省エネ空調機導入事例が詳しく紹介され、ウェブからのお問い合わせも多数寄せられました。

NTTファシリティーズにとっては、NTT通信機械室の空調を通して磨き上げた冷却ソリューションをアピールする絶好の事例となりましたが、同時に宇部情報システム様にとっても、グリーンITの先進企業としてのイメージアップにつながったとお喜びいただくことができました。

宇部港沿岸の工場群
写真提供:国土交通省・宇部港湾事務所
既設空調機撤去 MACSⅤ-4架台気流ガイド取付 ケーブルラック工事
MACSⅤ室内機搬入 MACSⅤ室外機据付作業 二重床内 防水堤取り付け 空調制御盤 改造後
ケーブルラック完成 MACSⅤ-1冷媒管行先表示取付後 湿度制御センサー、湿度センサー、多点温度センサー取付後
電力使用量
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
電力使用比率
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
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お客様の声

株式会社 宇部情報システム 様

情報処理サービス部長
永山 弘様
情報処理サービス部
シニアマネジャー
岡本 浩之様
情報処理サービス部
主任
村田 真様
 

データセンターの消費電力削減というと、IT機器本体などハード面に注目が行きがちですが、24時間365日運転の場合、空調の電力使用量がいかに大きいかを痛感しました。このシミュレーションで、FMACS空調機を導入した際の省エネルギー&コスト削減効果が絶大なことがわかり、更に故障のない安定した環境の確保のためにも、新鋭空調機導入の気運が一気に高まりました。

センターの空調機を更新した後に電力使用量30%削減が達成できるかどうか、NTTファシリティーズさんと一緒に1年かけて検証を行い、予想以上の結果を得ることができ、大変満足しています。

また、この検証活動を通して、私たち自身が省エネルギー&コスト削減を考えるきっかけとなったことも、大きな成果でした。『省エネ検討連絡会』を通して、センターのこれからの課題について提案してもらい、また最新の省エネ施策についても情報提供していただき、グリーンITに関してたくさんのことを学ばせてもらいました。

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株式会社 宇部情報システム様 概要

宇部興産グループで培った幅広い業務ノウハウや豊富な実績をもとに、製造業を中心とした企業向けパッケージソリューションの企画・立案をはじめ、システム開発、運用受託を行うシステムインテグレーター。東京・大阪・山口に営業および開発拠点を置き、保有する情報通信センターは24時間365日稼働している。

1983年9月
山口県宇部市相生町8番1号
http://www.uis-inf.co.jp/

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