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Technical paper
No.003

データセンターの高密度化における電気設備の課題と解決策

1.データセンターの高密度化

 スマートフォンの普及や各種動画サービスの一般化によって,インターネット上でやり取りされるデータ量は加速度的に増加しています。2020年には,次世代移動通信システム「5G」の日本国内での実用化が予定されており,モバイル通信におけるデータ量は大幅に拡大するでしょう。

 爆発的に増加するデータ量を処理するために,サーバーは高性能になり消費電力が増大しています。また小型化も進み,ラック当たりに搭載されるサーバーの数が増え,データセンターは高密度化(面積当たりの電力容量の増大)の傾向にあります。2000 年代後半まではラック当たり1~3kVA程度あった電力容量は,近年ではラック当たり6kVAやそれ以上のデータセンターも増加しています。

2.データセンターの高密度化による電気設備の課題

2.1  高密度化と共に増大する電気設備スペース

データセンターの高密度化に伴い,電力を供給する電気設備の電力容量も増加します。高密度化でサーバールームに必要なスペースは変わりませんが,無停電電源装置(以下,UPS)や受電設備等の電気設備は,電力容量の増加に伴い設置スペースが増大します。

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