“場”から“人”をエンゲージメントする | NTTファシリティーズジャーナルデジタル

働きがいの向上や地球環境対策などの課題に直面する企業をサポート

　2019年10月1日，NTTファシリティーズとソニーコーポレートサービス株式会社（以下，ソニーコーポレートサービス）が設立した合弁会社「株式会社NSFエンゲージメント」が事業を開始しました。
　ソニーコーポレートサービスは，人事・経理・総務/ファシリティ領域において，専門的知見からソニーグループの本社機能とオペレーションを担い，グループ各社の間接業務の最適化をサポートしています。
　一方，当社は「日本の通信を止めない」という最大の使命を全うする中で，ICT社会を支える先進的な取り組みを展開し，FMの分野でも経営に資する統合FMサービスを様々な企業に提供しています。
　この両社がタッグを組んだNSFエンゲージメントは，ソニーグループに対して展開してきたサービスの継続とさらなる品質向上への取り組みに加え，新たなお客様に向けたファシリティマネジメント＆ワークプレイスソリューション事業を展開し，働きがいの向上や地球環境対策など多くの課題に直面している企業の経営をサポートすることを目指します。

戦略的な“場”づくりと統合FMサービスのシナジー効果

　NSFエンゲージメントでは，企業ビジョンとして「“場”から“人”をエンゲージメントする」を掲げ，今までソニーグループに提供してきた，戦略・企画から運営までを含めて全体を最適化した“場”を提供します。
　例えば，経営戦略に基づく「働きやすい・働きがいのあるオフィス」を目指している場合，“場”を戦略的に計画，構築するのみならず，運営，評価，改善を行うことで企業文化を醸成させる“場”を提供していきます。こうした全体を見据えた取り組みは，会社と社員のエンゲージメントを高める上で非常に有効なソリューションとなり得るものです。
　また，開発・製造現場においても今まで培ってきたファシリティソリューション，環境・エネルギーソリューション，リスクマネジメントサービスに加え，総務サービスの実績と，当社がICT・エネルギー・建築を融合させ様々な企業に提供してきた統合FMサービスの知見を大いに生かすことができます。
　NSFエンゲージメントは，ソニーコーポレートサービスと当社のシナジー効果を最大限に生かした事業展開により，ファシリティマネジメント＆ワークプレイスソリューション事業に新たな地平を切り拓きます。