| 用語説明 |
 |
*1 |
ICT装置向けタスクアンビエント空調方式
NTTファシリティーズが提案しているデータセンター向けの空調方式。室内の発熱負荷をアンビエント(全体)空調とタスク(局所)空調に分けて処理することで、無理なく空調することができ、その結果として省エネルギーを図ることができます。
一般に、データセンターでは、ブレードサーバなどが設置されていて発熱負荷の大きい局所的なエリアと、そうでないエリアが混在しています。これらを一律に冷却しようとすると、発熱負荷の大きくないエリアでは冷やしすぎの状態となり、全体として無駄にエネルギーを消費することになります。本方式では、比較的発熱負荷の大きいエリアにタスク空調機を配置し、それ以外のエリアと比べて多い発熱分を負担させ、アンビエント空調機には局所エリアを除いた平均的な負荷を処理さます。これによって、冷やしすぎのエリアをなくし、全体として省エネになります。 |
| |
*2 |
タスク空調機FTASCLシリーズ
弊社では、ICT装置向けタスクアンビエント空調方式の構成要素として、アンビエント空調機「FMACS(エフマックス)」シリーズとタスク空調機「FTASCL(エフタスクル)」シリーズをラインナップしています。FTASCLシリーズは現在のところ、空冷パッケージ型空調機である天井マウント型クーラー「FTASCL-CM/C」(冷却能力10kW)を用意しています。
なお、タスク空調機はアンビエント空調機との併用ではなく、単独でご利用いただくことも可能です。 |
| |
*3 |
総合空調効率(s-COP)は年間で5.2
年間総合空調効率(年間s-COP)とは、空調機を1年間運用した場合の冷却出力[kWh]を、それに要する消費エネルギー[kWh](一般には消費電力量)で除した値で、この消費エネルギーには空調機の全ての構成要素(圧縮機、ファン、制御基板など)の消費エネルギーを含んでいます。
データセンター向けの空調機の年間s-COPは一般に1.5〜4.5程度で、FTASCL-RS/Cの5.2は世界最高の性能です(当社調べ)。一般のデータセンター向け空調機のs-COPを2.5程度とした場合、FTASCL-RS/Cは約50%省エネです。
なお、冷房時の性能は夏季の条件で表示するため、外気温が35℃での値を表示するのが一般的ですが、データセンター場合は1年を通して冷房運転を行うため、年間での値を用いています。
また、ここでは東京の気候条件で計算を行っています。 |
| |
*4 |
冷却能力あたりの設置必要面積
室内機の定格冷却能力あたりの投影面積を比較
| FTASCL-RS/C |
(0.6m*1.017m)/28.0kW=0.0218m2/kW |
| FMACS-V(LL) |
(2.145m*0.9m)/56.0kW=0.0345m2/kW |
| 0.0218/0.0345=約2/3 |
|
| |
*5 |
アイルキャッピング
近年のデータセンターでは、ホットアイルとコールドアイルを構成して気流混合を抑制する手法が取られていますが、こうした場合でも、ラック列の端部やラックの上部から高温排気がコールドアイルへ流れ込み、温度障害の原因となったり、空調に無駄なエネルギーが消費されたりします。
アイルキャッピングは、ホットアイルまたはコールドアイルのどちらかを壁や天井で区画(キャッピング)することで、供給冷気と高温排気の混合を防止し、ICT機器の吸込み空気環境を改善するとともに、省エネを図る気流設計手法です。
なお、「アイルキャッピング」は当社にて商標登録申請中です。 |
| |
*6 |
Interop Tokyo 2008
Interop(インターロップ)は世界5カ国で開催されている、ネットワークコンピューティングに特化したテクノロジーとビジネスのリーディングイベントです。ICTに携わる技術者や企業のリーダー、そしてそのリーダーの示す道標を具現化するICT部門の方々などが集い、出展各社のライブデモンストレーションやエデュケーションを通じて、「技術」と「ビジネス」の双方を検証できる場です。
Interop Tokyo 2008実行委員会の主催により、2008年6月11日(水)〜2008年6月13日(金)(展示会)、幕張メッセにて開催されます。
詳細は主催者ホームページ(http://www.interop.jp/)をご覧ください。 |