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2008年10月1日

株式会社NTTファシリティーズ


「無瞬断切替サービス」開始について

~UPS切替工事を無瞬断で実施~

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:森 勇、以下:NTTファシリティーズ)は、UPS(無停電電源装置)更改の際の出力切替工事時に給電を継続したまま行う「無瞬断切替サービス」の提供を開始します。
 「無瞬断切替サービス」は、1000分の1秒以下の時間で新旧UPSの出力切替を実施することにより、負荷装置を停止することなく切替工事が実施できるというサービスです。
 今回は、NTTファシリティーズから新規でUPSをご購入いただいたお客様を対象に、2008年10月2日より提供します。

1.背景
   ICT機器等へ安定的に電力供給するUPSは、経年、容量不足、故障などの理由から必ず更改時期を迎えます。更改の際は、UPSが電力供給している機器を停止させる必要があり、その機器を停止させるための調整やITベンダの業務が発生し、さらに機器停止中のシステム不稼動によるビジネス上の損失が生じます。一方で、データセンター等には一瞬たりとも電力供給の停止が許されない機器もあり、UPS更改時には電力供給を継続したまま切替工事を行いたいというニーズが高まっています。

2.「無瞬断切替サービス」の特徴と利点
 
(1) 特徴
 
1. 高性能無瞬断切替装置「FPTS*」の使用により、1000分の1秒以下で無瞬断切替が実施可能
2. 無瞬断切替技能資格(NTTファシリティーズ社内資格)を有する技術者の工事現場への配置により、万全の体制にて切替実施
3. NTTグループ内で約2000回に上る無瞬断切替の実績
4. UPS更改の企画提案、更改(無瞬断切替)工事、保守・維持管理をワンストップで実施
(2) 利点
 
1. 切替工事時にUPSの停止によるICT機器等の停止を回避できるため、業務停止などの損失を最小化できます。
2. ICT機器の再起動時のトラブル(起動失敗等)の不安を解消します。
3. 機器停止、起動、動作確認といったITベンダ費用が発生しません。
4. 電源インフラの停電調整の手間が掛かりません。
5. 夜間や休日に切替工事を行う必要性を最小限にします。

3.切替元UPS(既設UPS)
  表1に示す電気的特性であれば、切替元UPS(既設UPS)のメーカ・機種は問いません。
表1. 切替対象UPSの電気的特性
容量(電流) 100kVA以下(あるいは350A以下)
出力 三相3線/単相2線
電圧 100Vまたは200V

4.無瞬断切替イメージ
  具体的な切替例
(1)PDF(Power Distribution Frame)単位の切替例

※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

(2)ラック単位の切替例

※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

用語説明
* FPTS
Facilities Portable Transfer Switchの略

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

【一般のお客様からのお問い合わせ】
コンタクトセンタ TEL:0120-72-73-74
午前9時~午後5時まで(土・日・祝日はのぞきます)
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。
予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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