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2010年1月20日

事業継続マネジメントシステム規格(BCMS)の認証を取得
~建物・設備に関わる保守・運用業界では国内初の取得~

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 沖田 章喜)は、事業継続マネジメントシステム規格(BCMS)「BS25999-2:2007」認証を2010年1月15日に取得しました。

1.背景とねらい

 当社では災害や事故の際に、情報通信サービスを途絶させないための事業継続力の強化に取組んでいるところです。
 このたび、災害対策の中核である『事前準備』、『初動対応』、『復旧対応』の取り組みについて、事業継続マネジメントシステム規格(BS25999-2:2007)の認証を取得しました。
 今後は、役員・従業員が主体的な取り組みを実施することで、更なる事業継続力の強化を図り、情報通信サービス分野を中心とした社会基盤の信頼性確保についての責任を果たしていきます。

 また、当社は事業継続の専門資格保有数が日本トップレベルであり、事業継続マネジメントに関する実績や様々なノウハウにより、お客様の事業継続力向上に貢献してきました。
 今後においても事業継続マネジメントシステム規格(BCMS)の認証取得の実績・経験をいかし、お客様のニーズに合わせた付加価値の高いBCPソリューションを提供していきます。

2.認証登録概要

(1)登録組織名
: 株式会社NTTファシリティーズ 災害対策本部
(2)登録範囲
: 顧客保有施設(建物及び電力設備)の日常保守業務及び維持管理業務
(3)対象事業所
: 災害対策室、東日本オペレーションセンタ、カスタマセンタ
(4)対象者
: 140名(対象組織に所属する役員を含む全災害対策本部員)
(5)登録日
: 2010年1月15日
(6)登録認証機関
: SGSジャパン株式会社
(7)審査基準
: BS25999-2:2007
  • BCMS認証の認証授与模様(2010.1.20)
BCMS認証の認証授与模様(2010.1.20)
左:
代表取締役社長 沖田
右:
SGSジャパン株式会社
認証サービス事業部 事業部長 竹内様

用語説明

*  事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)
リスクが多様化している現代社会において、経営戦略のひとつである事業継続マネジメント(BCM)とは組織や企業において、自然災害、伝染病、事故などが発生した際にも、影響を受ける重要業務(製品やサービスの提供)を継続するための手順の確立、及びその手順を有効に機能させるための教育や訓練、更新、災害に対する事前対策までを含めたマネジメント手法です。
*  BS25999-2:2007(仕様)
世界初の第三者認証用規格である英国規格(英国規格協会)BS25999 Part1(2006年)は事業継続管理(BCM)のための実践規範(ガイドライン)でありBS25999 Part2(2007年)は事業継続管理(BCM)のための仕様となる2部構成となっています。BS25999 Part2 事業継続管理(BCM)のための仕様は、事業継続マネジメントシステムの要求事項を詳述しており、これにより組織は、サプライヤなどとの適切な事業継続マネジメントの手順も確実にすることができます。BS25999 Part2の審査プロセスを経て認証取得をすることにより、組織は事業継続マネジメントシステム規格要求事項への準拠と事業継続マネジメントのベストプラクティスを実践していると証明できます。
*  BS25999-1:2006(実践規範)
英国規格協会にて、事業継続マネジメント(BCM)を実現するためのガイダンス規格「BS25999-1」が発行されています。内容は、組織内における、BCMの理解、発展及び実施の基礎となるBCMの定義・取組み方法などを規定しています。
【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
   NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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