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2010年9月29日

「2010年度グッドデザイン賞」を受賞
~ 「画期的なプロダクト」、「誠実な機能美」としてデータセンター関連の3製品に高い評価 ~

株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 沖田 章喜、以下、NTTファシリティーズ)は、データセンター向けソリューション製品としてご提供している「FIT Floor」、「アイルキャッピング」、「アイルキャッピングLite」において「2010年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。

今回の受賞の概要は以下のとおりです。

1.受賞作品

写真:FIT Floor(フィットフロア)
FIT Floor(フィットフロア)
写真:アイルキャッピング
アイルキャッピング
写真:アイルキャッピングLite
アイルキャッピングLite

2.製品の概要と評価ポイント

データセンター向け高機能アルミ二重床システム「FIT Floor(フィットフロア)」

データセンター環境構築に最適な、高い機能と性能を持つアルミ製二重床システム。社会的な重要度がますます高まるITインフラを支えるために、NTT通信機械室やデータセンター構築で培った豊富なノウハウを結集しました。業界初となる様々な新機能を盛り込んだ全く新しいコンセプトの二重床システムとして、データセンター環境構築における高度で多様な要求条件に的確にフィットします。二重床とラック設置用架台を一体化する独自のシステム構成を採用することにより、経済性と工期短縮を追求し、高い耐震性を確保、様々なサイズのラックに対応します。アルミ素材の特性を活かした軽量性と、先進的で明るいイメージの外観も大きな特徴です。

審査委員による評価コメント:

従来の二重床製品とは全く異なる構成で高い耐震性を確保し、様々なユーザー環境に適合するシステムである。今までなかなか困難であったアルミ押出形材を利用した構造をアルミのエキスパートメーカーとコラボレーションする事によって問題解決を行い、実現したこの次世代の二重床システムはアルミのもつ特徴や美しさを充分に活かした画期的なプロダクトに仕上がっている。シャープで美しい整合感のある構成は信頼感を感じさせ、先進的で明るいイメージを実現している。

グッドデザイン賞「FIT Floor」: http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=36728

IT装置用気流制御システム 「アイルキャッピング」

高密度・高発熱化したコンピュータルームにおいて、ラック列間の通路をパネルや扉で区画し、IT装置の給気(低温)と排気(高温)を物理的に分離して効率的な空調環境を実現する気流制御技術です。アイルキャッピングを用いることでホットスポット(熱だまり)を解消して空調機の動力を約20%削減可能であるとともに、空調停止時における室温の急激な上昇を抑制することができます。コンピュータルームにおける様々なラック設置状況へ柔軟に対応するために、本製品は3種類のラインナップを用意しています。また、社会的重要度の高いITインフラを構成する設備であることから、震度6強の地震動に耐える耐震性と耐燃焼性を有しています。

グッドデザイン賞「アイルキャッピング」http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=36729

写真:ヘッドキャップパネルタイプ
写真:ヘッドキャップパネルタイプ
ヘッドキャップパネルタイプ
写真:ヘッドキャップロールタイプ
写真:ヘッドキャップロールタイプ
ヘッドキャップロールタイプ
写真:サイドキャップロールタイプ
写真:サイドキャップロールタイプ
サイドキャップロールタイプ

IT装置用気流制御システム 「アイルキャッピングLite」

本製品は、従来製品(アイルキャッピング)と同等の気流制御性能を維持しつつ、仕様の簡素化などを行うことで低コスト化を実現しました。

グッドデザイン賞「アイルキャッピングLite」http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=36730

  • 「アイルキャッピングLite」シリーズのラインナップ(イメージ)
写真:ヘッドキャップパネルタイプ
ヘッドキャップパネルタイプ
写真:ヘッドキャップロールタイプ
ヘッドキャップロールタイプ
写真:サイドキャップタペストリタイプ
サイドキャップタペストリタイプ
審査委員による評価コメント(アイルキャッピング、アイルキャッピングLite):

このシステムはアイルキャッピングという最先端の技術に挑戦し、効率的な空調環境を実現している。目に見えない気流をデザインすること、耐震性、難燃性に配慮することなど、多くの困難な条件をシンプルかつ十分にクリアすることで、誠実な機能美が生まれている。また様々な使用環境に適応するようにデザインされた各パーツは整合感と信頼感を体感出来て、このような新しい挑戦が社会的重要度の高いITインフラを支えているのだなと感心させられた。

3.「グッドデザイン賞」について

「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、のべ受賞件数は、35,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。また「グッドデザイン賞」のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。

グッドデザイン賞の詳細はこちらからhttp://www.g-mark.org/

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
   NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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