2014年12月17日

「F土浦Ⅱ太陽光発電所」の竣工について

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しているところですが、この度、茨城県土浦市に当社において40ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F土浦Ⅱ太陽光発電所」を建設し、12月17日に竣工式を実施しました。

完成写真
完成写真
竣工式の様子
竣工式の様子

1.F土浦Ⅱ太陽光発電所の概要

施設名称:
F土浦Ⅱ太陽光発電所
設置場所:
茨城県土浦市菅谷町字上新田1416番1 他
事業主体:
株式会社NTTファシリティーズ
発電開始日:
2014年11月28日
太陽電池容量:
2,261kW
想定年間発電量:
約2,420MWh (一般家庭消費電力 約670世帯分)

2.F土浦Ⅱ太陽光発電所の技術的特徴

太陽光電池アレイ用ハイブリッド架台

 本架台は、低コスト・長寿命・優れたデザイン性をもった「ソーラーパネルECO架台FIT SOLAR®*1」(2012年度グッドデザイン賞)を住友商事株式会社と共同開発によりさらに進化させた製品であり、2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。本架台の主な特徴は、太陽光パネルを直接支える垂木にアタッチメント機構を持たせた事にあり、これにより太陽光発電システム構築において最も作業時間を要するパネル据え付け作業効率を大きく向上し、「FIT SOLAR®」に比べパネル取付工事費を約15%削減可能となります。またアルミ材とスチール材の双方の特性を組み合わせたハイブリッド架台とした点にも特徴があります。アルミ材は自由な断面に加工できるため垂木部分に使用し、スチール材は強度が高くコストパフォーマンスに優れているため主要部材に使用します。

グッドデザイン賞受賞写真

DC1000Vシステム

 ストリング*2の最高直流電圧を1000Vまで高めた太陽光発電システム。高電圧化により、従来のDC600Vシステム(最高電圧600V)に比べてストリング数を最大40%削減できます。また、PCS*3の大容量化も行い、例えば2MWの発電サイトではPCS、PCSパッケージ*4をそれぞれ1台削減できます。これにより、構築コストのさらなる低減を可能にしています(図1)。
 さらに、高電圧化により、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となります(図2)。

図1
図1 構築コストのさらなる低減
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
図2
図2 太陽光発電システムのエネルギーフロー
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

発電診断システム

 当社独自の発電診断システムの導入により、気づきにくい故障や不具合等、発電量を診断できます。具体的には、診断レポートによる発電性能の見える化が可能であること、遠隔自動診断により維持管理稼働が削減できることがあげられます。さらに、ストリング、接続箱、PCS(パワーコンディショナ)単位等、システムに応じてきめ細やかな発電診断の比較評価も可能です。

用語説明

*1 FIT SOLAR®
「FIT SOLAR」は(株)NTTファシリティーズの登録商標です。
*2 ストリング
太陽電池の1直列回路
*3 PCS(パワーコンディショナ)
太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置
*4 PCSパッケージ
パワーコンディショナの収容箱
本件に関するお問い合わせ先
   (株)NTTファシリティーズ 総務人事部 広報室 TEL:03-5444-5112

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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