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2018年07月31日

データセンター統合管理システムのキャパシティ管理機能のバージョンアップについて

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:一法師 淳 以下、NTTファシリティーズ)は、2015年より独自に開発してきたデータセンター統合管理システムを活用した、データセンター向け情報管理・運用サービス(以下、本サービス)のキャパシティ管理機能をバージョンアップしました。

バージョンアップしたキャパシティ管理機能の特徴

 データセンター事業において、データセンター事業者が利用者へサービス提供する際、一般的には膨大なエクセルファイルや図面等を駆使した煩雑な管理が行われており、最新のキャパシティ情報(空きラック数や電力設備の空き容量)の集計及び利用可否の確認に、時間と人手を要しています。
 今回のバージョンアップにより、データセンターにおけるキャパシティ情報を自動で集計し、一覧表示することで、最新の利用状況をタイムリーに確認できるようになりました。さらに、ラックと電力の利用状況をフロアマップ上の同一画面で確認でき、ファイルの切り替え等行うことなく、利用可否の効率的な検討も可能となりました。これにより、データセンター事業者のキャパシティ管理業務を、最大で2割削減することが見込まれます。  

サービスメニューと特長

 本サービスは、NTTファシリティーズが、データセンター保守サービスをご契約中の事業者を対象に、「BPO」もしくは「ASP」いずれかのサービスメニューを選択いただき、提供します。

BPOサービス

 NTTファシリティーズが、データセンター統合管理システムを活用しながら、データセンターにおけるキャパシティ情報を管理し、さらに、事業者の立場で、ラック・電力設備の利用申込に対する利用可否の判断を行い事業者へ回答します。事業者は、本サービスによって、キャパシティ管理業務をアウトソーシングでき、さらに、本システムを通じて、データセンターの利用状況や払出状況をタイムリーに確認できるため、事業者からデータセンター利用者への効率的なサービス提供が可能となります。

ASPサービス

 お客様が、データセンター統合管理システムを直接活用することで、キャパシティ情報の管理やラック・電力設備の利用可否の判断を可能とする、アプリケーションを提供します。事業者は、本サービスによって、キャパシティ管理業務を効率化でき、BPOサービスと同様、お客様からデータセンター利用者への効率的なサービス提供が可能となります。

今後の展開 

 本サービスの提供により、受変電・発電機・蓄電・配電・空調設備からラック設備まで、データセンター全体の設備情報や利用状況をトータルでマネジメントすることで、故障発生時の影響範囲と対応方法の迅速な判断や、温度上昇エリアの発生要因の特定と対策検討といった、データセンター運用の更なる高信頼化・最適化に貢献して参ります。

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】

NTTファシリティーズ 経営企画部広報室
MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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