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導入事例

官民連携による地域活性化のための基盤整備推進支援事業プロジェクト

岐阜県様

官民連携による地域活性化のための基盤整備推進支援事業プロジェクト

道の駅「星のふる里 ふじはし」で独立電源化を実現
防災拠点利用を目的に太陽光、燃料電池、蓄電池をシステム化

道の駅「星のふる里 ふじはし」

岐阜県様は、2013年3月に国土交通省の補助金事業「官民連携による地域活性化のための基盤整備推進支援事業プロジェクト」を活用して、揖斐川町の道の駅「星のふる里 ふじはし」に太陽光発電、燃料電池、蓄電池を備えた半独立型エネルギー供給システムを設置しました。この事業においてNTTファシリティーズは、これまでの構築実績やノウハウをいかんなく発揮しシステムも順調稼働、お客様より高い評価をいただいています。

業務の概要

太陽光・燃料電池・蓄電池の3電池を装備

岐阜県様では2011年3月に、2015年度までの施策を示した「岐阜県次世代エネルギービジョン」を策定しました。これには①省エネルギー対策の推進 ②複数のエネルギー・技術のベストミックス ③コストメリットを活かしたエネルギー技術の導入-という3つの視点が軸となっています。
この「次世代エネルギービジョン」に基づいて、岐阜県様では次の5つのモデルプロジェクトを推進。
①商業施設モデル ②都市モデル ③公共施設モデル ④中山間地モデル ⑤家庭モデルとある中で、③の公共施設モデルは可児市の花フェスタ記念公園内において太陽光発電と燃料電池、蓄電池の3つの電池を備えた半独立型エネルギー供給システムとして5つのプロジェクトの中で一番最初に実現し、①の商業施設モデルと併せて岐阜県における経済産業省の支援事業「次世代エネルギーパーク」として認定されました。この花フェスタ記念公園のプロジェクトはNTTファシリティーズが最初に受注した案件となります。
その後2012年には、国土交通省の「官民連携による地域活性化のための基盤整備推進支援事業」に、西濃地域の中山間部に位置する道の駅「星のふる里 ふじはし」に同様の3電池で構成する半独立型エネルギー供給システムを設置するプランが採択され、その実施に向けてNTTファシリティーズに再び相談が寄せられることになりました。

中山間地の道の駅の防災拠点化を想定

国交省の支援事業として、岐阜県様がテーマとしたのは次世代エネルギーインフラによる道の駅の防災機能強化です。岐阜県から福井県につながる国道303号にある「星のふる里 ふじはし」の周辺は、揖斐川沿いの急峻な谷にあり過去には土砂崩れで孤立したこともある中山間地域。今回のプロジェクトでは、そこに災害発生時に避難場所として機能するために5kwの太陽光発電システムと0.7kwの燃料電池システム、32kwhの蓄電池の3つの電池による半独立型エネルギー供給システムを構築しました。
平常時は「星のふる里 ふじはし」にある道路情報交流館やトイレ、駐車場照明として電力を使用し、災害時には通信用電源のほか照明用、非常時の外部供給用に電力を使用することを想定しています。太陽光の電力は、照明などの使用とともに蓄電池の充電用にも使用します。

時間の制約を克服しプロジェクトを完遂

「星のふる里 ふじはし」の3電池による半独立型エネルギー供給システムは、これまでのところトラブルもなく稼働しています。道路情報交流館には発電状況などを示すモニターが設置されており、訪れる人はモニターを通じて、リアルタイムで太陽光発電からの電力、蓄電池が放電する電力のワット数を確認することができます。しかも、5月中旬に事故停電が発生した際には、問題なく道路情報交流館やトイレに電力を供給することができ、その目的を達成することができました。
今回の道の駅「星のふる里 ふじはし」の3電池利用の半独立型エネルギー供給システムプロジェクトは、3ヵ月程度で設計を完了し、しかも設置工事中には大雪に見舞われるなどの障害を克服して1月から3月には実証試験に漕ぎつけるという急ピッチの作業が求められました。それを可能にしたのも、花フェスタ記念公園でのプロジェクトを成功させた実績に対しての岐阜県様からの信頼の結果と言えるでしょう。

太陽光、燃料電池、蓄電池の電力を統合するグリッド管理装置 直流電流を交流電流に変換するパワーコンディショナー リチウムイオン電池を使った蓄電池システム リチウムイオン電池を使った蓄電池システム 道路情報交流館内のシステム稼働状況を示すモニター
太陽光、燃料電池、蓄電池の電力を統合するグリッド管理装置 直流電流を交流電流に変換するパワーコンディショナー リチウムイオン電池を使った蓄電池システム 道路情報交流館内のシステム稼働状況を示すモニター
燃料電池(エネファーム) 非常用屋外コンセント 非常時用のコンセント 非常時用のコンセント
燃料電池(エネファーム) 非常用屋外コンセント 非常時用のコンセント

お客様の声

岐阜県 商工労働部産業技術課

横山 久範様 浦崎 宏幸様 渡邉 俊哉様
岐阜県 商工労働部産業技術課
次世代エネルギー室長
横山 久範様
岐阜県 商工労働部産業技術課
課長補佐兼次世代エネルギー係長
浦崎 宏幸様
岐阜県 商工労働部産業技術課
次世代エネルギー係 主任
渡邉 俊哉様

最初にNTTファシリティーズさんにお願いした花フェスタ記念公園のプロジェクトでは、単に1参加企業として加わってもらうのではなく、共同提案者としてその他の参画企業を取りまとめて支援事業を進めていただくという役割を担ってもらいました。そのプロジェクトを完遂できたことで実力を評価させていただきました。
そして今回のプロジェクトでは、道の駅「星のふる里 ふじはし」に、花フェスタ記念公園と同様の3電池で構成する半独立型エネルギー供給システムを設置するプランが採択され、NTTファシリティーズさんに再び発注させていただくことになりました。
岐阜県内には、災害時に孤立化が懸念される場所は約500ヵ所もあります。もちろん全てに、災害時のエネルギー供給システムを設置するほど予算が潤沢ではありませんが、できる限り設置個所を拡大していくのと同時に、3電池活用の半独立型電源供給システムについて、地元企業を活用していく考えも持っています。その際にはNTTファシリティーズさんにノウハウの提供やプロジェクトの取りまとめなどで協力してもらえることを期待しています。花フェスタ記念公園や道の駅「星のふる里 ふじはし」に設置したシステムを単に補助金活用の実証事業で終わらせるのではなく、できれば「岐阜モデル」のような形で、他県の防災拠点設置事業にも活かしてもらうことができるのではないかと考えています。

道の駅「星のふる里 ふじはし」

太陽光発電システム 5kW
燃料電池システム 0.7kW
蓄電池 32kWh
平日9:30~18:00 土日祝8:30~18:00(特産物販売施設)
8:00~17:00(レストラン)
11:00~16:30(そば処藤橋庵)
岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山264-1
星のふる里 ふじはし写真

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