ICT装置の高密度化、高発熱化が進むデータセンター。これらに対応できていない既存の施設や設備では、エネルギーコストの増大や設備容量の不足をはじめとする様々な問題が発生しています。NTTファシリティーズのデータセンター構築トータルソリューション『Fデータセンター』は多くのデータセンターファシリティ構築・運用を手掛けてきた実績を活かし、この問題を解決へ導きます。
現在のデータセンターでは、ICT装置1ラックあたりの高密度化が進行しています。
そのため、床荷重の増加や、エネルギーコストの上昇、空調や電源などの設備の必要スペースの増大や容量の不足に伴うラック設備可能数の減少など、多くの問題をまねいています。
Before
高密度化に未対応のデータセンターで起こる課題
1 屋外設備の設置計画の破綻
● 空調や発電設備などの屋外設備が屋上に集中し、
スペースの不足により設備を増設できなくなる
2 ラック数の減少
● 空調や電源設備の容量が不足し、ラックを増やすことができなくなる
● ラックが重くなり、床荷重が増大。構造上ラックの増加が困難になる
3 エネルギーコストの増大
● 高密度に対応するために空調機をフルに設定することで、
過冷却・過剰風量が発生(省エネ性の低下)
● 高密度化に伴いランニングコストのうちのエネルギーコストの占める
割合が上昇
4 過剰投資リスク
● 増大するサーバーや設備機器を管理しきれず、
余裕を見た計画を迫られる
NTTファシリティーズでは、高密度化・高発熱化が進むデータセンターに対し、「省スペース化」「省エネルギー化」「管理の適正化」の3つのアプローチから最適なソリューションをご提案します。
After
適正化ソリューションにより、高密度化に対応したデータセンター
1 屋上増設の余地の向上
● 屋上面積を考慮した空調方式選定で、屋外設備の設置計画を適正化
間接蒸発冷却式空調システム Munters DCiE
2 ラック数の増加
● 高密度な空調機を採用し、ICT装置の高発熱化に対応
データセンター用水冷空調機 CyberAir 下吹型
データセンター用床置型空調機
FMACS®-V[エフマックスV] hybrid
● HVDCを採用して電気設備の削減を実現する
高電圧直流(HVDC)給電システム FRシリーズ
3 省エネ性の向上
● 空調自動制御システムを採用し、過冷却・過剰風量を抑制
データセンター用スマート空調制御システム
Smart DASH®[スマートダッシュ]
4 設備投資の最適化を実現
● DCIMを採用して、設備の稼働を適正に管理する
データセンター運用・保守サービス
データセンターの管理者にとって、災害対策、特に耐震対策は、設備の更新や省エネ対策などと並ぶ大きな悩みの一つ。
当社では、地震リスクからデータセンターを守り、安心・安全の運用・管理を行える豊富なサービスを用意しております。
データセンター展2016(春)にて、当社のアンケートにお答えいただいたお客様のうち約70%が、データセンターのファシリティにおけるお困りごととして「耐震対策が不足」を挙げました。
サーバルーム向け
高機能アルミ製二重床システム
FIT Floor®[フィットフロア]
徹底的な軽量化による床荷重の大幅な削減と高い耐震性を兼ね備えた、二重床システム
※本サービスは、NTTグループのスマートエネルギー事業の強化・拡大に伴う電力事業統合により、NTTアノードエナジー(株)との共同提案になる場合がございます。詳細は弊社営業担当者へご確認ください。
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