お問い合わせ

NTTファシリティーズ

メールのアイコン

NTTファシリティーズ
一級建築士事務所

日本大学文理学部本館

  • photo:日本大学文理学部本館
  • photo:日本大学文理学部本館
  • photo:日本大学文理学部本館
  • photo:日本大学文理学部本館
  • photo:日本大学文理学部本館
  • photo:日本大学文理学部本館

建築物概要

竣工
2017年4⽉
主要用途
大学
所在地
東京都世田谷区
敷地面積
59,230.97m2
延べ面積
21,673.62m2
建築面積
3,197.80m2
構造規模
RC-1+7

特徴

 「日本大学文理学部新本館」の設計にあたり「将来像を見据えたキャンパス内の中枢となる新本館」「『文』と『理』の融合を促す交流スペースの創出」「省エネルギー型キャンパスを実現するサスティナブルデザイン」の3つのコンセプトを設定し、新たな学生、教員の交流活動拠点をめざしました。
 新本館はキャンパス内にある6棟を集約する建替えであり、将来のキャンパスマスタープラン、キャンパス全体の動線も意識した計画としています。建替えによって生み出される中庭「フォレストプラザ」を正面に新本館を配置し、既存各棟からアプローチしやすく、建物内も通り抜け可能としています。中庭はキャンパス内の樹種を調査し、武蔵野の雑木林をイメージした地域と調和した樹木を計画しました。
 新本館には社会系4学科、理学系3学科が入り、文理学部の特徴である複合学科棟のメリットを活かすため、社会系と理学系の学生の交流を促し、中庭と連携したアカデミックコモンズを1階に設けています。また、建物中央部分には開放的な階段を配置し、上下階の学科、研究室間をつなぐラウンジを各階に設けることで、様々な学生と教員の単位に対応した交流スペースとしています。地下には510人収容可能な大会議室を設け、学部全体の行事にも対応した空間となっています。
 建物の外観は、キャンパスの中枢機能を備えた建物として、象徴的でありながら、既存棟と調和した計画としています。理学系は実験室を備えた研究室であり、将来的な実験機器の更新に対応するため、外壁に配管・ダクトスペース、メンテナンスバルコニーを設け、メンテナビリティの高い機能的な構成としています。居室への採光と目隠しを両立させるルーバーを設置し、ルーバーの重なりと積層を「文」と「理」の融合として表現しています。

同じ用途の建築作品

教育・研修施設

もっと見る

PAGE TOP