ビジネスコラム

建物維持管理をアウトソーシングしてコア業務に集中!

2018年11月21日

 市場競争を勝ち抜くために、専門性の高い業務を「アウトソーシング」する企業が増えています。その理由は、専門性の高い業務をプロフェッショナルに委託することで、コア業務に注力し、競争力を強化できるためです。今回は、建物の維持管理をアウトソーシングすることで、どのような効果があるのか、その魅力に迫ります。

アウトソーシングで得られる効果とは

 アウトソーシングとは、業務の一部を外部の専門事業者に委託する方法です。

 それにより、資金や人材といった経営資源をコア業務に集中し、企業の競争力を高められます。さらに、自社では取り組むことが難しい、高品質なサービスを提供してもらえるメリットもあるのです。

 アウトソーシングで得られるメリットは、委託方法によって異なります。それは、業務の一部のみを各分野のプロフェッショナルに委託する方法、戦略・計画の立案から実施を含めたすべてを委託する方法の2つに分けられます。

 全ての業務をワンストップで委託するケースでは、業務“全体”を見て、何ができるのか、何をするのかを提示し、サポートが受けられます。コア業務に集中し、企業の競争力を高めようと考える場合、ワンストップで委託した方が高い効果を得ることができます。

ワンストップだから明らかになる建物の実態

 建物維持管理に関わる全ての業務をワンストップで委託する場合、新築・修繕の計画、設計、監理業務、さらに情報インフラの構築など、土地や建物・施設、設備に関わる幅広い業務が含まれます。その中には、警備・清掃などの日常的な運用業務もあります。

 ワンストップで委託することによって、建物・施設を所有する企業は、自ら複数の委託先を調整する煩雑な業務から開放されます。多くの企業が人員不足に悩む今、業務の負担を軽減できるという点で大きな魅力があるといえるでしょう。その分、企業成長の源泉であるコア業務に限られた人材を投入できます。

 また、所有する建物・施設、設備の状況を正確に把握できるようになります。これは当たり前のようにできていると思うかもしれませんが、業務や建物・施設ごとに複数の委託先へ依頼している場合、管理体制が属人化され、情報共有が上手くできていないケースが非常に多いのです。

 特に建物・施設や設備のあり方が、生産性やサービスの品質に直接影響する業態では、効果が期待できます。例えば、工場では生産に関する設備計画のアドバイスをもらったり、病院では患者さんの安全に関わる空調や電気について徹底した管理が受けられるといったケースが考えられます。

アウトソーシングの効果を発揮するには

 アウトソーシングの効果を最大限発揮するには、今起きている自社の課題を洗い出す必要があります。建物・施設では、不具合によってコア業務の品質が低下したり、運用コストが上昇するなど、常に何らかの課題があるはずです。

 近年、建物・施設の運用では、「ライフサイクルコスト」の削減が課題になっています。ライフサイクルコストとは、建物・施設の計画・設計から、建設、廃棄に至るまでにかかる費用で、そのうち建物の建設にかかるものは4分の1だけ。つまり4分の3は、運用や維持に使われているのです。

 ランニングコストを削減するには、建物・施設の利用状況やその設備にかかる修繕、更新タイミングを把握し、質の高いサービスを提供してもらう必要があります。そこで、頼りになるのが、アウトソーシングです。

 アウトソーシングの目的は、コア業務に集中することです。専門性が高ければ高い業務ほど効果を発揮します。課題を明確化し、適切に運用されれば、自社はコア業務に集中して競争力の強化に励むだけです。

 このように、アウトソーシングは部分委託から、ワンストップで全業務を委託することで多くの効果が得られます。ノンコア業務の品質を高めるとともに、経営資源と人材をコア業務に集中することで、企業の成長にもつながっていくのです。

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