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独自リスクマネジメント提供型「落雷利益保険」
―落雷により建物や機械・設備が損壊した場合の収益減少額を補償する専用商品―


落雷に伴う収益減少額は、従来から販売している企業費用・利益総合保険でも補償していますが、「落雷利益保険」は、落雷を事故原因に限定して保険料の低廉化を実現すると同時に、落雷リスク評価・診断システムを活用し、顧客固有のリスクマネジメントの提供と個々の危険度に応じた保険料水準の提示を行う業界初のオーダーメイド型利益保険です。


1.「落雷利益保険」の概要
(1) 補償内容
  補償は、落雷により建物や機械・設備が損壊した場合に限定します。
従来の企業費用・利益総合保険との関係は次のとおりです。
 
  企業費用・利益総合保険
落雷利益保険



次の事由により建物や機械設備が損壊した場合の収益減少額を補償します。
・ 落雷
( 落雷を原因とする火災、破裂・爆発を含みます)
・ 火災
・ 破裂または爆発




(*)
  次の事由(**)により建物や機械設備が損壊した場合の収益減少額を補償します。
・ 電気的・機械的事故
・ 水災
・ その他偶然な事故
電気、ガス、熱、水道の供給または電信・電話の中継が中断または阻害された場合の事故発生翌日以降の収益減少額を補償します。
  (*)補償しないことも可
(**)一部のみを補償することも可

(2)

リスクマネジメントの提供
  ご契約にあたっては、全件、落雷リスクの評価・診断を実施します。
この落雷リスク評価・診断では、独自に作成した落雷リスク調査表に基づいて、対象となる工場等の立地・構築物の状況、ユーティリティ設備、コンピュータ設備、安全管理体制、重要生産設備、罹災歴などについて調査ヒヤリングを行い、コンピュータで分析処理し、落雷リスク評価・診断結果報告書を提示します。
(3) 保険料例
 
診断結果に基づき保険料を決定します。
・保険金額100億円  
・対象となる工場 敷地面積100,000m2
  東京都江戸川区所在の場合
基本補償概算保険料=35万円~200万円
(企業費用・利益総合保険基本補償保険料の5%~30%の水準)
2.事故例
・場所 埼玉県
・業種 プラスチック製造業
・事故概要 工場の受変電設備に落雷が直撃し、主要生産設備を制御している低圧電灯用トランス(30kW用、100kW用の2基)が焼損し、仮復旧を実施しましたが、損傷機器の修復および営業収益が回復するまで約2ケ月を要しました。
・損害額 休業損害 約6,700万円
物損害 約700万円

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