■企業ビジョン
社会が大きく変革する中、企業の保有する土地や建物は単なる資産から「知的創造の場」を生み出す基盤へとその位置づけが変化しています。また、地球温暖化対策が急務となるにつれ、環境やエネルギーに関する問題解決も、あらゆる企業にとって避けられないテーマとなってきました。
さらに、近年は災害時の事業リスクといった問題もクローズアップされるなど、ファシリティを取り巻く課題は経営に直結する重みを増しつつ多様化の一途を辿っています。
当社は、建築・エネルギー・ICTの分野における先進の技術やノウハウを融合させたソリューションを幅広く提供することにより、お客さまの経営戦略をサポートするパートナーとしてあり続けたいと考えています。これからも常にお客さまの視点で価値を生み出すコンサルティング活動を積極的に展開し、豊かな社会と環境の形成に貢献してまいります。
■お客さまに貢献する技術
東日本大震災で、通信用建物や鉄塔での耐震技術、劣化調査・水防調査、設備点検などの予防策とともに、早期復旧へ向けたファシリティ把握での調査資料・データベース整備といった当社業務領域の重要性を再認識し、さらなる技術力の向上をめざします。
また、節電に貢献する空調などの省エネルギー技術や環境性能の「見える化」などについては、継続的に取り組んでおります。電源問題で貢献可能なリチウムイオン電池に対する安全性評価技術では、2010年度の野田試験サイト拡充で、大型リチウムイオン電池等の試験も可能となりました。より広い用途領域においてバッテリー安全性評価試験を提供することで、安全・安心な社会の実現に向け積極的に取り組んでいます。
2010年に設置した「EHS&S研究センター」は、ファシリティに関するEHS&SをEnvironment(環境)、Health Monitoring(保全)、Safety(安全)、Security(セキュリティ)として再定義し、企業のCSR推進に繋がるEHS&Sを高度化するファシリティのあり方およびマネジメント手法などについて、これまでの工学的視点に加え、経営マネジメント的視点からも調査研究を深め、広く社会への情報発信を行います。
■内部統制の仕組み
情報セキュリティについては、情報システム技術本部、建築FM技術本部、建築構造技術本部の3部において2012年1月にISMS国際規格(ISO27001)の更新審査を終了し認証を継続しています。
■CSRの推進
今後も、地球環境、生命、財産の保全など安心・安全な社会の実現をめざし、社会的責任を果たす事業をとおして、コンプライアンス遵守はもちろんのこと、CSR推進に積極的に取り組んでまいります。
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大澤 秀雄 |
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1987年3月 |
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1億円 |
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株式会社NTTファシリティーズ(72.64%) |
共立建設株式会社(6.84%) | |
日比谷総合設備株式会社(6.84%) | |
日本メックス株式会社(6.84%) | |
株式会社総合設備コンサルタント(6.84%) | |
[URL] http://www.ntt-fsoken.co.jp/ |