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CSR報告書 2014

事業を通じ、さまざまなシーンで社会に貢献する。私たちNTTファシリティーズのCSR活動の成果をご報告します。

社長メッセージ

株式会社NTTファシリティーズ 代表取締役社長 筒井清志 皆さまの今日と明日を支え続ける 「ファシリティ」を担う者として

日常生活でしばしば耳にする「ファシリティ」という言葉。皆さまはどのようなものを連想しますか?私たちNTTファシリティーズグループは、「社会を支える施設や設備全て」と位置づけています。
社会のインフラそのものであるファシリティは時代に即し進化を続け、常に皆さまの日々を支えています。私たちは、こういったファシリティを担う責務を肝に銘じつつ、日々業務にあたっています。当「NTTファシリティーズグループCSR報告書2014」では、そのような私たちの事業を通じた貢献をご紹介したいと思います。

人にも環境にもやさしく、災害にも強い街づくり

近年、ファシリティに対する社会の期待は多面的なものとなっています。地球温暖化問題に加え、東日本大震災をうけた「レジリエント(強靭)な社会づくり」の加速などもあり、建物の耐震性や安全性、エネルギー問題など、インフラに対する皆さまの関心は高まっているのではないでしょうか。とりわけ震災後の電力不足では、電気エネルギーが経済社会の重要なインフラであることが再認識され、日本全体の電力供給構造が見直される契機となりました。これからは自然災害などのリスクに強く、環境にもやさしいエネルギー源が求められるだけでなく、その利用にあたっては無駄のない効率的な利用方法が求められています。このような中、私たちNTTファシリティーズグループは、NTTが逓信省であった時代から「通信を止めない」という使命のもとで100年以上にわたり培ってきたICT・エネルギー・建築の技術を融合した「Smart & Safety」な街づくりを通じ、持続可能な社会の実現に寄与する多様な課題に挑戦しています。具体的には、環境にやさしく安心・安全な建物設計を行うこと、太陽光発電のシステムインテグレーターとして最適な太陽光発電システムを構築すること、消費電力量が急増しているデータセンターや昼間に大量の電力を消費するオフィスビルの省エネルギー化を推進すること、さまざまなリスクに対応した高信頼なBCP(事業継続計画)を実現すること、そしてこれらをトータルで管理・運用するファシリティサービスを提供することに、積極的に取り組んでいます。人にも環境にもやさしく、災害にも強い未来の街をつくり、支えていく。これこそが私たちがめざす姿「地球環境を考えた統合ファシリティサービスでお客様から最も信頼されるパートナーとなる」ということなのです。

安全とCSRは、企業経営の要

めざす姿を実現するためには、お客さまに提供するソリューションに磨きをかけるだけでなく、NTTファシリティーズグループを「社員一人ひとりが自信と誇りを持ち、活き活きと働ける会社」にしていく必要があります。私たちは、「安全」と「CSR」を企業経営の基盤と位置づけ、全ての事業活動を行っています。「安全」については、社員はもとより、協力会社などの関係者とも一体となり、安全を企業文化として浸透させるための取り組みをそれぞれの職場全体で続けています。また「CSR」については、NTTグループのCSR重点活動項目を基盤としつつ、「企業倫理」「人権啓発」「情報セキュリティ」「環境保護」をCSRマネジメントの4本柱に据えた多面的な活動を行っています。特に人権問題については、「あらゆる差別を許さない企業体質の確立」をめざし、全社員に対する啓発活動を継続するとともに、事業活動を通じて人権問題の解決に努めています。

社会の皆さまとのコミュニケーションを大切に

近年、「エンゲージメント(ステークホルダーの意見を踏まえた事業づくり)」の考え方が注目されていますが、私はかねてより、「事業はさまざまなステークホルダーの皆さまとの関わりの中で成り立っている」という意識の浸透に努めてきました。当報告書は、そのような私たちの活動の2013年度のハイライトです。先進の環境ソリューションの開発や日常を支える社会インフラづくり、社会貢献活動といった多面的な貢献を実感いただければと思います。そして、私たちがよりよい企業グループとなるために、忌憚のないご意見・ご感想を頂戴できれば幸いです。

株式会社NTTファシリティーズ
代表取締役社長

筒井清志サイン
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