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2023年06月30日

信金中央金庫・NTTファシリティーズによる業務提携について
~「営繕管理業務の共同化スキーム」の提供開始~

信金中央金庫(理事長:柴田弘之、以下「信金中金」という。)および株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:松原和彦、以下「NTTファシリティーズ」という。)は、信用金庫のファシリティマネジメント※1の実現を目指し、2023年6月30日付で業務提携することといたしました。これにより、本年7月より、全国の信用金庫に対して「営繕管理業務※2の共同化スキーム」(以下「共同化スキーム」という。)を順次提供開始いたします。信金中金とNTTファシリティーズは、共同化スキームを通じて、信用金庫の営繕管理にかかるコスト削減および業務効率化を進めてまいります。

※1:施設管理に留まらず、計画的な保全などにより土地や建物等の価値を最大化する手法
※2:営繕工事(修繕・改修依頼)の受付~完了を一元的にマネジメントする業務

【業務提携にかかる概要図】

【本スキームの特徴】

1.業務提携に至った背景

建物や設備の修繕を行う営繕工事は、不動産について高い知見が必要であり、専門性の高い業務領域となっております。特に、多くの店舗を有する信用金庫にとっては、保有施設の維持・管理にかかる業務への負担が大きくなっております。さらに、近年では、働き方改革への対応やカーボンニュートラルの実現など、「店舗のあり方」についても多様化しております。
こうした中、企業が行う営繕管理を、従来の「施設管理」から建物や設備等の価値を最大化させる「ファシリティマネジメント」として捉える動きが広がっております。
こうした機運を捉え、信用金庫業界の中央金融機関である信金中金と、ファシリティマネジメント事業に高い知見を有するNTTファシリティーズが業務提携することで、信用金庫業界に対し、営繕管理を共同化して効率化を図る「共同化スキーム」を提供することといたしました。

2.業務提携内容について

(1) 共同化スキームの運営について
共同化スキームでは、NTTファシリティーズが提供する専用WEBシステム「CMナビ®」を活用し、信用金庫が有する施設や保全にかかる情報をデータベース化することで、適切なタイミングで営繕工事を行うことが可能となっております。不備が生じる前に計画的に営繕を行うことで、施設を最適な状態に保ち、資産価値の最大化を図ることが出来ます。
また、共同化スキームでは、工事費用の妥当性検証や契約関連事務の代行、工事の進捗管理など、専門性の高い業務をNTTファシリティーズに委託出来ることから、高い水準でのファシリティマネジメントが実現可能となっております。

(2) 信用金庫のコスト削減・業務効率化
共同化スキームを活用することで、信用金庫においては、工事費用の適正化に加えて、業務効率化による人員の再配置等を通じた、営繕管理にかかるコスト削減も期待することが出来ます。

(3) 共同化スキームの普及・拡大について
信金中金およびNTTファシリティーズが協力のうえ、共同化スキームの普及・拡大に努めてまいります。共同化スキームの利用にあたっては、専用WEBシステム「CMナビ®」の利用が前提となるため、NTTファシリティーズ社内に信用金庫業界専用のサポートデスクを設置し、信用金庫職員や営繕工事の施工会社向けにシステムの利用方法等について適切なサポートを実施してまいります。

3.今後の展望

信金中金およびNTTファシリティーズとしては、「共同化スキーム」を全国の信用金庫に拡大していくことで、多様化する不動産ニーズに応えるとともに、資産価値の最大化に貢献できるよう努めてまいります。また、専門業務の外部委託を通じた業務効率化や、人員の再配置等を通じたコスト削減を実現することで、信用金庫業界のさらなる発展に貢献してまいります。

本件に関するお問い合わせ先

信金中央金庫 IR広報室
TEL 03(5202)7700
MAIL s1000551@facetoface.ne.jp

NTTファシリティーズ 広報担当
TEL 03(5444)5112
MAIL pr@ntt-f.co.jp

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