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1961年（昭和36年）に当時の日本電信電話公社の本社ビルとして竣工したNTT日比谷ビル（旧日比谷電電ビル）が「内幸町１丁目街区再開発」に伴いその役目を終えることとなり、このたび本ビルのアーカイブページを公開いたしました。

NTT日比谷ビルは、時代ごとの事業ニーズに応じたリニューアルを重ね、フロア構成や平面構成を変えながら、NTTグループの事業運営を支えてきました。建築面においては「新時代を切り拓く大規模事務所ビルの一つのプロトタイプ」として高く評価され、日本建築界において栄誉とされる日本建築学会賞（1961年度）の受賞とともに、近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織であるDOCOMOMO（1988年設立）の日本支部が選定する「DOCOMOMO 100選」にも選定されるなど、その後の事務所建築に大きな影響を与えました。
NTT日比谷ビル跡地を含む周辺街区は、「TOKYO CROSS PARK構想」として、都心最大級の延床面積約110万㎡の、次世代のスマートシティプロジェクトとして生まれ変わることになっています。
参考：「TOKYO CROSS PARK構想」ニュースリリース
※NTTアーバンソリューションズ社のHPへ遷移します。

本アーカイブスによって、生まれ変わる前のNTT日比谷ビルの記録を残し、本建物がもつ歴史的建築物としての価値を社会に発信し、後世に伝えていきます。
是非本アーカイブスをご覧ください。

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