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坂本 拓実 SAKAMOTO Takumi 坂本 拓実 SAKAMOTO Takumi

お客様第一の設計を貫く。

中国支店 営業部

インタビュー当時の部署

坂本 拓実

2012年新卒入社
建設工学 専攻

SAKAMOTO Takumi

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広い視野を持つことの大切さを学んだ新入社員時代。

広い視野を持つことの
大切さを学んだ
新入社員時代。

私の初任地は山口支店で、先輩と空調設備の新設や更改業務を担当しました。先輩は仕事に妥協をしない方で、広い視野で建物全体を見ることや、提案するときに他の選択肢がないか検討することなどを教え込まれました。
私には、新入社員時代の忘れられない経験があります。空調を増設する工事を計画したとき、室外機による近隣への騒音を検討せずに計画書を作ってしまったことです。上長確認を受けた際に指摘され、対策を全く考えていないことに気付きました。建物の敷地内のことしか考えていなかったため、室外機の設置場所が隣の住宅の窓の近くになっていることに目を向けられていませんでした。市町村の条例によっては、室外機の運転音を下げる対策を取らなければならないこともあります。幸い測定結果は基準値の範囲に収まっていたのですが、周囲の環境にも配慮しなければならないと反省しました。それからより幅広く気を配り、最善の方法を模索することを意識するようになりました。

同じミスはしない。仕事の振り返りが設計の質を上げる。

同じミスはしない。
仕事の振り返りが
設計の質を上げる。

3年目で広島へ異動し、設備設計を行う部署へ配属になりました。設計する設備は、空調、照明、防災、衛生設備など多岐にわたります。作業を始めるときは、まず国土交通省が出す仕様書を読み込むのですが、知らないことや新しく学ぶことが多く苦労しました。またこの頃から後輩を指導することも増えたため、自分が経験してきたことを、後輩にも言葉で伝えられるように努力しました。
設計の仕事に、同じ案件はありません。新しい現場のたびに、経験したことのない問題が発生します。仕事にミスは付きものなので、ミスを最小限にするための努力や工夫が大切です。私は一つの案件が終わるたびに、自分の仕事を振り返り、気付いた問題点をリストアップしています。そして新しい案件を始める前に、過去の似ている案件のリストを見直し、注意点を確認してから現場に入るようにしています。予期しないアクシデントを減らすことが、仕事の質の向上につながると思います。

お客様の立場で考える、設備設計のスペシャリストになりたい。

お客様の立場で考える、
設備設計のスペシャリストに
なりたい。

5年目からは営業部へ異動になりました。初めはセールスエンジニアとして営業と現場をつなぐ役割を担いましたが、徐々に営業としての役割が大きくなりました。現在はNTTグループ会社のビルの保守業務に関する、営業や調整の業務に携わっています。
営業の仕事のやりがいは、お客様の声を直接聞けることです。設計だけに携わっていた頃は、お客様と接する機会はほとんどなく、机上で検討したことや、協力会社の都合だけが仕事の基準になっていました。しかし営業としてお客様と話し合う経験を積んだことで、基準が「お客様のため」に変わりました。将来はこの経験を活かし、お客様を第一に考えられる、設備設計のスペシャリストになりたいと思っています。

セミナーで感じた、仕事の難しさと先輩社員の温かさ。 セミナーで感じた、仕事の難しさと先輩社員の温かさ。

セミナーで感じた、
仕事の難しさと先輩社員の
温かさ。

学生の皆さんは、勉強や部活はもちろん、生徒会や学園祭の実行委員などで、自分で考えて物事を実現させる経験を積んでおくと良いと思います。入社後の仕事でも、自分の意志や考えを持って仕事に取り組むことが求められます。貴重な時間を活かして、いろいろなことに挑戦してみてください。
私は高専で建設工学を専攻していたのですが、研究室でNTTファシリティーズの中国エリアの先輩社員と話せる機会があり、そこで誘われたことがきっかけでセミナーに参加しました。セミナーでは、設備設計の部署で10日間、通信機械室の空調を新設する提案に取り組みました。現地で調査した結果をふまえて資料をまとめ、部長へプレゼンをするという、実際の業務に即した内容でした。
このセミナーで印象に残っているのが、社員の方々がとても親切に対応してくださったことです。仕事で忙しい中、現地調査に同行してくださったり、資料を作っているときに「分かる?」と声をかけていただいたりしました。このとき感じた職場の温かい雰囲気や、先輩たちの面倒見の良さは、入社した今も中国エリアのメンバーの魅力だと思っています。当社を就職先として考えている学生さんには、人に恵まれた会社であることを声を大にして伝えたいです。

1日のスケジュール

  • 09:00

    出社、朝礼。

  • 09:10

    部門ミーティング。

  • 09:30

    メールチェック、
    1日の行動予定の確認。

  • 10:00

    契約処理、完成処理など。

  • 12:00

    昼休み。持参した弁当を食べる。

  • 13:00

    社内外の打ち合わせ、契約処理、完成処理など。

  • 17:30

    退勤。帰宅後は家族との時間を過ごす。

坂本 拓実 SAKAMOTO Takumi

キャリア

  • 1年目

    山口支店にてファシリティマネジメント業務に携わる。主に建築設備を担当。

  • 3年目

    中国支店にて設備設計業務に携わる。

  • 5年目

    中国支店で営業に携わる。

  • 現在
坂本 拓実 SAKAMOTO Takumi
坂本 拓実 SAKAMOTO Takumi
学生時代に学んだことで仕事に役立ったことはありますか?

建築を勉強していたので、高専で学んだ基礎知識は今も役立っています。学校で学ぶのは広く浅い知識ですが、それが仕事に必要な深い知識を習得する土台になったと思います。

中国エリアで働いていて良かったことを教えてください。

生まれ育った場所へ貢献できることです。家族や友人が近くにいるので、それまでのライフスタイルを変えずに働けることは大きな魅力です。大切な人たちに囲まれて、充実した生活を過ごしています。

お気に入りの仕事道具を教えてください。

長めのメジャーです。最低でも8メートル以上で、厚みのあるものがお気に入りです。いつもバッグに入れて、現場で測りたいものがあったときは取り出せるようにしています。

オフの日の過ごし方を教えてください。

家族と過ごすことが多いです。買い物に出かけたり、幼稚園の園庭開放を利用して長女と遊んだり。また友人とドライブをしたり、父親と釣りに出かけたりすることもあります。

入社後に言われた言葉で、一番うれしかったものを教えてください。

お客様から「坂本さんは何事にも丁寧な対応をしてくれるから信頼している」と、お褒めのお言葉をいただいたことです。営業部へ異動してからは、いつも「お客様第一」を信条に仕事をしてきました。それを認めていただけたことがうれしかったです。