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浮須 隆 UKISU Takashi 浮須 隆 UKISU Takashi

誰よりも自問自答する。

ソリューション本部 スマートエネルギー部
ソリューション開発部門、
総合エンジニアリング部 建築設計部門 第一設計担当(兼務)

インタビュー当時の部署

浮須 隆

2011年新卒入社
工学部 建築社会基盤系専攻 修了

UKISU Takashi

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携わった太陽光発電所は約100カ所。徹底的な「自問自答」が成長につながる。

携わった太陽光発電所は
約100カ所。
徹底的な「自問自答」が
成長につながる。

太陽光発電所の企画提案やプロジェクトマネジメントに携わっています。お客様へのプレゼンテーションやタスクの洗い出し、スケジュールの策定、自治体との折衝などを行いながら、プロジェクトの統括を行っています。
現在の仕事は5年目になり、これまでに携わった太陽光発電所は100カ所近くになりました。関わった人の数も数え切れません。過去に一緒に仕事をした方から、「困っているんだけど浮須さんならどうしますか?」とご相談いただくこともあります。自分でも、お客様のために良い仕事ができていると思います。
仕事を進める中で大切にしているのが、「自問自答」の習慣です。自分の意見を提案するとき、相手よりも自分の思考が深ければ、質問や指摘にも焦らず対応できるはず。そのためには常に自問自答をして、自分の提案に齟齬や漏れがないかを、あらゆる角度から検証する必要があります。考えの足りない点が見つかったときは、修正してより強固な提案をつくります。この習慣を繰り返すことで、プレゼンや交渉のスキルを高めることができました。

建築への想いを託した卒業設計で、日本建築学会北海道支部賞を受賞

建築への想いを託した卒業設計で、日本建築学会北海道支部賞を受賞。

大学時代、建築計画や意匠設計を学ぶ中で芽生えてきたのが、「街のキャラクターを変える建築に携わりたい」という想いでした。たとえば、かつて押上は落ち着いた下町でしたが、スカイツリーができたことで活気ある街になりましたよね。スカイツリーが、街のキャラクターを変えたと思います。建築を学ぶ中で、自分もそうした大規模な建造物に携わりたいという想いが募っていました。 卒業設計では、畑と超高層マンションが融合した建造物を設計しました。半分が畑、半分が住居になっていて、光を取り込むために全体が三角錐になっています。経済的な合理性を持ちながら、暮らしに豊かにできる建造物はどんなものかを考えて形にしました。
この卒業設計が評価され、日本建築学会北海道支部賞を受賞することができました。「大規模建築を造りたい」という想いを卒業設計に託していたので、実際に大規模な事業に取り組んでいる企業の方から評価していただけたのはうれしかったですね。NTTファシリティーズを受けようと思ったのも、羽田空港ターミナルのデザインや隈研吾氏との共同プロジェクトなど、自分が思い描く「大規模な建築」に取り組んでいたからです。面接でも卒業制作の模型を持ち込んでアピールし、内定をいただくことができました。

「いろいろな仕事がしたい」上司に頼み込んで、仕事の幅を広げる。

「いろいろな仕事がしたい」
上司に頼み込んで、
仕事の幅を広げる。

3カ月間の新人研修の後、7月から北海道支店に配属になりました。NTTビルの改修設計をやりながら、上司に頼み込んで、街の再開発などのプロジェクトにも参加しました。もっといろいろな仕事に挑戦したいという一心でしたね。自ら仕事の量を増やすことで経験を蓄積しながら、「この機会をいかに成長につなげるか?」と常に考えていました。
実際にさまざまな仕事に携わってみて実感したのが、建物を造るという仕事の難しさです。大学の課題とは違って、携わる人の数も発生するコストも膨大です。法的な制約や予算の上限などがある中で、関係者が納得できるものを造らなければならない。世に出ている建築物がさまざまな条件をクリアしていることに気付き、街を見る目が変わりました。
4年目のタイミングで、東京の本社に異動し、太陽光発電所の企画開発に取り組むことになりました。一級建築士の資格を取った直後だったので驚きましたが、「やるからには前向きにやってやろう」と気持ちを切り替えました 。

小さな努力の積み重ねが、大きな目標を叶える。 小さな努力の積み重ねが、大きな目標を叶える。

小さな努力の積み重ねが、
大きな目標を叶える。

本社へ来てから、外資企業への提案を行ったことがあります。NTTファシリティーズでは携わったことのない規模の、新たに知識や技術が必要な仕事で、なんとか受注しようと毎日勉強しながら提案を重ねたのですが、残念ながら仕事には至りませんでした。このとき障壁の1つになったのが、国と国との文化の違いでした。日本の外にも、きちんと目を向けなければならないと痛感しましたね。これから国際的な案件が発生したとき、「言語がネックでプロジェクトに入れない」ということがないように、英会話の勉強を始めました。現在も語学教室に通いながら、通勤中に英語を聴いたりしています。
将来はまた建築の部署に戻り、「街のキャラクターを変える」ような大きなプロジェクトに携わりたいと思っています。出張先では、できるだけその土地の有名な建造物を見るようにしています。事前に入手できれば、図面や資料も用意します。目標を実現するために必要なのは、日常の小さな努力の積み重ね。どんなことでも楽しく真剣に取り組むようにしています。

1日のスケジュール

  • 09:00

    朝会。

  • 09:30

    プロジェクト提案のシナリオを策定し、どのようにプレゼンするかを検討。

  • 12:00

    昼休み。自席で仲の良い同僚と話しながらランチ。

  • 13:00

    会議。プロジェクト提案のシナリオや施主提示資料を、プロジェクトチームへ説明。

  • 15:00

    お客様との打ち合わせのため外出。

  • 20:00

    退勤。

浮須 隆 UKISU Takashi

キャリア

  • 1年目

    北海道支店の建築事業部に配属。NTTグループ案件の改修設計や、一般市場案件を担当。

  • 4年目

    本社へ異動。太陽光発電所の企画開発、プロジェクトマネジメント、基本計画、開発協議を担当。

  • 現在
浮須 隆 UKISU Takashi
浮須 隆 UKISU Takashi
学生時代に学んだことで仕事に役立ったことはありますか?

全体を俯瞰して、段取りよく予定を組む方法です。大学時代、先輩の卒業設計を手伝いました。1人は計画的、もう1人は無計画で、当然ですが無計画だった先輩は期限に間に合いませんでした。それを間近で見ていたので、自分の卒業設計は計画的にやろうと決めました。現在の仕事も3~4年の長いスパンで進むことが多いので、この意識は役に立っていると思います。

お気に入りの仕事道具を教えてください。

ノートと万年筆のセットです。ずっと同じものを使っているので、慣れていて使いやすいですね。大学時代、教授に「ノートが汚い人は思考も汚い」と言われてから、ノートを美しく書くことを心がけています。会議や打ち合わせのあとも、議事録は作らず、ノートのコピーを関係者に配ることが多いです。

オフの日の過ごし方を教えてください。

妻とスポーツジムに通っています。体がどんどん変わっていくのが楽しいです。また代官山や青山などのおしゃれタウンの散策も好きです。カフェで本を読んだり、海外ドラマを一気に見たりすることもあります。

入社後に言われた言葉で、一番うれしかったものを教えてください。

一緒に仕事をしたお客様から、別の案件でもアドバイスを求められることがよくあります。「浮須さんに聞いて駄目なら諦めようと思っている」と言われたこともあります。お客様が自分に信頼を寄せてくれていることが分かり、とてもうれしかったです。