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NTTファシリティーズ

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CSR報告書 2014

事業を通じ、さまざまなシーンで社会に貢献する。私たちNTTファシリティーズのCSR活動の成果をご報告します。

働きやすい職場づくり

NTTファシリティーズグループは、社員一人ひとりが持ち得ている能力を最大限発揮できるよう、雇用、教育人権保護、健康管理など、さまざまな面から各種制度などを整備し、社員をサポートしています。

就労制度の充実

在宅勤務制度の充実

NTTファシリティーズは、在宅勤務については、ワーク・ライフ・バランスの推進や育児・介護の事情を抱える社員の仕事との両立をサポートすることなどを目的として、部門や理由を問わず希望者を年に2回募り、上長が在宅勤務可能な業務と判断すれば週2日、月8日を限度に利用できる制度として2011年度から当グループ全体に展開しています。展開後においても、在宅勤務で利用するリモートアクセス環境のセキュリティ強化を図り、個人が所有するパソコンの利用を許可するなど、在宅勤務を活用する社員の利便性を考慮した制度の充実を図っています。

ワーク・ライフ・バランス

NTTファシリティーズは、社員一人ひとりのライフスタイルに応じて持ち得ている能力を最大限発揮できるよう、仕事と家庭生活の両立のための育児・介護に関連した各種支援制度や在宅勤務制度の充実を図り、社員のワーク・ライフ・バランスの向上に積極的に取り組んでいます。2014年4月時点での育児・介護支援制度の利用者は43名となっています。引き続き各種制度の利用促進を図ります。

仕事と家庭の両立のための各種制度(一例)

仕事と家庭の両立のための各種制度(一例)

次世代認定マーク(くるみん)の取得

次世代認定マーク(くるみん)

NTTファシリティーズでは、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ育成される環境整備を進めることをねらいとした「次世代育成支援対策推進法」に基づき、育児支援の充実などにともなう諸制度の見直しを図り、ライフプラン休暇の充実や子どもの養育を行う社員の時間外勤務・深夜勤務制限の対象範囲の拡大、育児のための短時間勤務制度の見直しなど、規程類の改正や休暇制度の改善を図るとともに、育児と仕事を両立させる施策推進に努めてきました。
その実績が認められ、2011年5月23日に「次世代育成支援対策推進法」に基づく次世代認定マーク(愛称「くるみん」)を取得することができました。今後もさらなるワーク・ライフ・バランスの向上に努め、より働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいきます。

福利厚生

NTTファシリティーズグループでは、さまざまな角度から社員の生活をバックアップできるよう、福利厚生の充実に取り組んでおります。 また、福利厚生ニーズに応じてメニューを選べる「カフェテリアプラン」を導入しており、各社員が豊富なメニューから選択できるようになっています。

主な福利厚生の内容
  • 主な福利厚生の内容
  • NTT健康保険組合直営保養所

    NTT健康保険組合直営保養所

就業能力の向上

人事評価制度

評価者研修の様子

評価者研修

人事評価は、評価を決定することのみを目的としているものではなく、評価を通じて、社員の能力開発、モチベーション向上を図ることで業績を向上させる重要な役割を担っています。 このような考えにたち、NTTファシリティーズグループでは、成果・業績を重視した人事評価制度が社員の成長を支えていく仕組みとして一層機能するよう、社員が中期的・高度な目標設定が行えるような評価制度としています。

プロフェッショナル人材の育成

NTTファシリティーズグループの事業第一線において活躍するプロフェッショナル人材を育成していくため、中長期視点に立って強化するべき能力・専門スキルの明確化を図り、公的資格の取得推進を勧奨していくとともに、キャリア形成をタイムリーにサポートする多種多様な専門別技術研修などを実施しています。

主な資格取得者状況(2014年4月現在)
主な資格取得者状況(2014年4月現在)

有資格者のより詳細な情報

スキル向上研修

NTTファシリティーズグループでは、新入社員から経営層まで、各階層別に研修を実施しています。具体的には、課題設定力、行動力、変革意識の強化を基本方針にすえ、当社グループのノウハウを活かしたソリューション提供、融合ビジネスを先導・実践できる人材育成をめざしています。また上位階層では総合力を発揮するためのマネジメント力の向上も視野に入れた各種研修カリキュラムを実施しています。
また、2012年度からは、技能修得環境として新たに構築したNTT中央研修センタ6号館における実習設備の運用を開始し、技能と知識に関するテクニカルスキル修得と現場実践力のさらなる強化、NTTグループとしての一体感とグループシナジーの醸成に重点を置いた研修カリキュラムの提供に取り組んでいきます。

  • 電力工事の施工体験研修

    電力工事の施工体験研修

  • 階層別研修(新入社員)

    階層別研修(新入社員)

  • NTT東日本研修センタ6号館

    NTT東日本研修センタ6号館

自己啓発支援

NTTファシリティーズでは、専門別・階層別に開催する集合研修のほか、社員の多種多様な自己啓発をサポートすることを目的として、各種通信教育コースの受講を支援しています。
その他、海外のビジネススクールなどへの留学を通して、専門スキルの習得、異文化への適応力、交渉力などを体得する「海外MBA資格取得制度」により、社員の国際感覚醸成を支援しています。

※ MBA(経営学修士)
Master of Business Administration

労働安全衛生

2013年度労働安全衛生の実績

全ての社員が遺憾なく能力を発揮できる安全で健康的な職場環境を整備・提供することは、企業の社会的責任の一つです。NTTファシリティーズグループでは、社員の心と身体の健康を守るための活動に取り組んでいます。

【2013年度の主な取り組み】

①四半期毎に安全強調期間を設定し、期間中に全社員を対象とした安全eラーニングを実施しました。「2Way作業」、「5S」など安全の基本事項を再認識するとともに、グループで発生した人身事故も含めて直近の事故事例の振り返りを行ない、一人ひとりの安全意識の醸成を図りました。

②NTTグループと共同で、事故情報の共有状況の確認をSNAP(NTT建築関連会社安全連絡協議会)と連携して実施するとともに、安全パトロールにあわせて、作業者に安全ポイントをヒヤリングする取り組みを行い、安全意識の浸透を図る取り組みを実施しました。

安全・健康の日の設定

毎月15日を「安全・健康の日」として設定し、食中毒・熱中症・交通事故防止など、時節をとらえた「厚生だより」(社内報)をホームページに掲載し、社員への注意喚起および安全・健康に関する各種情報を発信しています。
また、各職場での安全・健康ミーティングなどでは、社員の講話による一層の安全・健康意識の高揚に努めているほか、「安全第一」の考え方を基本に、安全パトロールの実施による安全な職場環境の維持・改善にも努めています。
今後も、安全衛生委員会などにおいて各種安全衛生施策の検討・推進を図っていきます。

安全・健康に関するオンライン月刊紙
「厚生だより」

安全・健康に関するオンライン月刊紙「厚生だより」

過重労働の防止

時間外労働の状況を適正に管理し、また労働時間を縮減していくために、パソコンログ管理機能の導入のほか、時間外労働予定時間を明記したカラーカードの掲示などの取り組みをしています。
また、過重労働による健康障害防止策の管理ルールを徹底し、長時間の時間外労働をした社員に対しては産業医による面談を行うなど、健康管理に配慮しています。

2013年度、労働衛生安全に関する指標の状況
2013年度、労働衛生安全に関する指標の状況

カウンセリングセンタの開設

社員およびその家族の悩み事(仕事、人間関係、家庭問題など)の相談窓口として、会社に直結しない(本人の了承なしに相談内容などを会社に報告しない)独立したカウンセリングセンタを開設しています。
相談機能としては、電話やメールなどによる対応はもちろんのこと、専門カウンセラーによる面談を中心とした質の高いサービスを提供しています。
2013年度は、昨年度に引き続き、カウンセリングの利用促進を図るため、毎月発行の「厚生だより」(社内報)や社員全員が閲覧可能な「健康ハンドブック」への記載など、さまざまな機会に周知を図りました。

社員に配布されている相談窓口の案内

社員に配布されている相談窓口の案内

メンタルヘルスセミナーの実施

メンタルヘルスセミナーの様子

メンタルヘルスセミナーの様子

仕事や生活に対する強い不安、悩み、ストレスなどにより心身への負担が高まっているとともに、昨今では、ストレス耐性の低下や家族に関する悩みなど、メンタルヘルス問題が増加傾向にあります。
NTTファシリティーズとしても、社員等のメンタルヘルス対策の充実・強化の観点から、2006年度からグループ統一的な階層別(管理者・主査・一般社員)セミナーを実施し、メンタルヘルス対策を実施しました。
また、2010年度からは、メンタルヘルスセミナーの補完的育成研修として、eラーニング研修を実施し、メンタルヘルス意識の維持・高揚を図っています。

生活習慣病予防対策の励行

2008年4月に高齢者医療確保法が施行され、特定健康診査・特定保健指導の実施が義務づけられ、社会的にも健康増進の必要性が重要視されております。
NTTファシリティーズグループとしても、生活習慣病の重要性予防の一環として、全社員等を対象としたeラーニング研修を実施し、メタボリック症候群の正しい知識および運動・食生活などによる予防対策の知識等習得により、日常の生活習慣病予防および健康増進を図っていきます。
また、特定健診の対象となる年齢(40歳)前の社員に対し、「生活習慣病予防のための取り組み方法」などの知識を習得するための一助として、35歳社員等に対する生活習慣病セミナーを実施しました。
特定保健指導対象者に対しては、小冊子を配付することで特定保健指導の受診率向上および生活習慣改善意識の向上を図ってきました。

生活習慣改善にむけ配布される小冊子

生活習慣改善にむけ配布される小冊子

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