CSR報告書 2018

トップメッセージ

株式会社NTTファシリティーズ 代表取締役社長 一法師 淳

株式会社NTTファシリティーズ
代表取締役社長

一法師 淳

社会のキーワードとなったSDGs

2018年、より良い未来の実現に向け、社会が大きく動きつつあることを実感しています。街中で、そしてビジネスの場で、「サステナビリティ」「ダイバーシティ」といった言葉を、皆様もかつてなく頻繁に目にするようになったのではないでしょうか。これらは、官民連携しての女性活躍推進への働きかけや東京2020大会に向けた機運もあると思いますが、加えて国連「持続可能な開発目標(SDGs)」による世論喚起が大きく貢献していることを強く感じます。今や小中学校での授業から経営会議、経済団体の提言まで、幅広く取り上げられるようになった同目標は、より良い未来に向けた世界共通の視座として重きをなすに至りました。その提唱以来注目し、自らの事業との関わりを見据えてきたNTTファシリティーズの経営者として嬉しく感じるとともに、さらなる貢献へと意を強めています。

全員で、自分にできることを考える

ステークホルダーの皆様に、当社のCSRをより実感を持ちご理解いただく上でSDGsは有意義なものです。そのため今年の「ハイライト版」報告書では、同目標と私たちの事業、そしてCSRとの関わりを紐解くことに主眼をおきご用意しました。皆様の日常の様々な場所で、「ファシリティ」を通じて関わりを持つ私たちの事業とCSRをより身近に感じていただければ幸いです。
ところで、同目標が社会に幅広く共感を得た理由は何でしょうか? 私は、その一つとして、幅広い人が自らのこととして貢献を考えることができる普遍的なテーマである、という特徴に注目しています。
社員一人ひとりが、同僚は勿論、お客様や取引先の皆様、幅広い社会の皆様と共に、自分にできることを考えるきっかけとしていくことで、「Smart & Saftyで持続可能な社会の実現に貢献し続ける」ことを企業ビジョンに掲げる私たちが社会に対して価値を創造していく機会は、一層広がると感じています。

インパクトの大きなことに、長期的視野で挑戦する

国連はSDGsを着実に達成するための「実践ガイドライン」を定め、企業に対し事業やCSRの特徴を活かしつつ、社会に与えるインパクトが大きいテーマにこそ取り組むよう求めています。これは当社のCSR活動の考え方に深く通じるものです。先進的なファシリティの普及やレジリエントなインフラの構築、脱炭素社会の実現への貢献、多様性を尊重し合う職場づくりなど、私たちは今年もNTTグループが掲げる4つのマテリアリティ(CSRテーマ)に即した挑戦を続け、それぞれ大きな成果をあげました。長期的視野に立ち社会に価値を創造するという姿勢は、私たちはもちろん、NTTグループに共通する姿勢であり、これからもグループ間でのシナジーを活かしつつ、より良い未来の実現に貢献していきたいと考えています。

新たな環境指針と長期目標を策定

サステナブルな未来の実現を考える時、地球環境問題は大きなテーマの一つです。地球温暖化抑制に向けては各国が批准する「パリ協定」がありますが、SDGsでも環境に関して複数の目標を掲げ多面的な取り組みが推進され、私たちの事業の特徴を活かした貢献への期待も日々高まり続けています。このような状況を踏まえ、私たちはこのたびNTTファシリティーズグループ地球環境保護基本理念を改定するとともに、2030年度に向けた新たな長期環境目標を設定しました。同理念及び目標の詳細は当報告書内でご紹介していますが、温室効果ガス排出量の大幅削減など、いくつもの意欲的な目標を定めていることが特徴です。また、NTTが加盟する「EP100」、「EV100」に伴う目標の達成に向けての取り組みも積極的に推進し、それらの成果を来年の報告書で紹介できるよう前進していきたいと考えております。

おわりに

私たちはこれからも、ファシリティとサステナビリティの関わりを深めてゆく企業グループとして社会課題の解決へ挑戦し続けます。より良い企業グループとなるため、ステークホルダーの皆様との協働は極めて重要です。皆様には変わらぬご支援、ご協力を頂戴できれば幸いです。

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