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2015年2月25日

「F益田太陽光発電所」の建設について

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、自然エネルギーの普及・拡大による環境負荷低減への貢献、及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しています。この度、島根県益田市に民有地を賃借し、同地において「F益田太陽光発電所」を建設します。

完成イメージ図
完成イメージ図

1.F益田太陽光発電所の概要

施設名称:
F益田太陽光発電所
事業者:
株式会社 NTTファシリティーズ
工事開始日:
2015年2月23日
発電開始日:
2015年6月下旬(予定)
設置容量:
1,427.8kW
想定年間発電量:
約1,645MWh (一般家庭消費電力 約460世帯分)

2.F益田太陽光発電所の技術的特徴

DC1000Vシステム

 DC1000Vシステムはストリング*1の直流電圧を1000Vまで高電圧化するとともに、PCS*2を大容量化したシステムです。これにより、従来のDC600Vシステムに比べ、ストリング数を最大40%削減、PCS及びPCSパッケージ*3の台数を2MWあたり1台削減でき、構築コストの低減が可能です(図1)。また、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を90%以上に高めることが可能となります(図2)。

図1
図1 構築コストのさらなる低減
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
図2
図2 太陽光発電システムのエネルギーフロー
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

発電診断システム

 発電診断システムは、当社独自の診断技術を基に発電量の妥当性を評価し、不具合等による出力低下を検出するシステムです。また、診断レポートによる発電性能の見える化、遠隔自動診断による維持管理稼働の削減が可能です。さらに、診断対象をPCS単位だけでなく、ストリング単位にも拡張でき、広大な発電所内でも不具合範囲の特定を容易にします。

用語説明

*1 ストリング
太陽電池の1直列回路単位
*2 PCS(パワーコンディショナ)
太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置
*3 PCSパッケージ
パワーコンディショナの収容箱
【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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