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平成13年8月30日  

無人受付システム「フロントアシスト」の
セキュリティタイプを開発・販売開始
~ユーザーからの要望が多い扉の遠隔開錠システムを機能追加~


株式会社エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ(代表取締役社長 布谷龍司-以下NTTファシリティーズ)は、昨年12月より販売開始した無人受付システム「フロントアシスト」にユーザーからの要望が多かった扉の遠隔開錠システムについて商品開発し、9月より販売開始します。
スケルトンタイプ無人受付システム「フロントアシスト」はエントランスを美しく演出する無人受付システムです。システムは、Windows PCを用いた廉価なシステムであり、簡易で柔軟な操作・運用により組織変更、人事異動などにユーザー自ら対応できることが特徴です。
今回、発売当初からユーザー要望の強かったセキュリティへの拡張として、通話確認後、特定内線番号(4ケタ)を押すことで扉を開錠できるシステムを開発しました。また、これにより映像監視との組み合わせなど、さらに高度なセキュリティシステムとしての展開が可能となりました。

好評のうちに終了いたしました。


背景とねらい
 経営環境の悪化により受付要員が削減され、無人受付システムなどの導入が進んでいます。
また、インターネットの普及などITの進展によりグローバル化が進み、企業の就業時間が拡大し、夜間においても来訪者が絶えない状況にあり、夜間受付についてのゲスト対応もむずかしい問題となってきています。
このようなことから、経費を増加させずに、来訪者の利便性向上に有効な受付システムを構築することを狙いとした無人受付システム「フロントアシスト」を開発し、昨年12月より販売しておりました。
無人受付システムを採用する場合においては、エントランスへの受付要員を廃止するケースも多く、セキュリティとしてオフィスに通じる扉には自動施錠を施している例が見受けられます。
また、ユーザーによっては、オフィスが複数のフロアにまたがっている場合もあり、受付を無人化したがゆえに来訪者を受付階まで出迎える必要が生じ不便を感じているユーザーも見受けられます。
従前からホームセキュリティ、インターホン等の遠隔施錠・開錠の機能はありましたが、オフィス等の受付スペースを美しくとのニーズからは大幅に遠いイメージでした。
本システムでは既存のTELコントロール装置をベースに、内線電話を用いた遠隔開錠機能を追加することにより、オフィスセキュリティの確保と運用それぞれの利便性の両立が可能となりました。
さらに映像監視との組合せにより、来訪者の確認においてより精度の高いセキュリティシステムとしての展開が実現できます。
販売価格
 
フロントアシスト
固定タイプ 200万円
移動タイプ 200万円
ボックスタイプ 210万円
扉開錠制御装置   50万円(扉開錠制御装置、工事費含む)
*電気錠、建具改造費は含まない
遠隔開錠プロセス
 
1. フロントアシスト(無人受付システム)より内線呼出し
2. 内線電話により対応者が応答
3. 通話により来訪者を確認
4. フロントアシストからの内線を保留
5. 扉開錠制御装置へ特定内線番号にて呼出 (任意電話番号を予め設定)
6. 扉開錠
7. 扉開錠制御装置より応答メッセージ
8. 保留解除、来訪者に入室案内
システム構成図

扉解錠制御装置の仕様概要
 
電源電圧 AC100/200V(-15%~+10% 50/60Hz)
使用温度範囲 -10~+55℃
使用周囲湿度 35%~85%RH(結露しないこと)
消費電力 5VA以下
停電用内部電池 停電時動作保証時間(at23℃)
全入力A接点使用時、30分監視、2回通報処理(停電通報含む)
重量 約0.9kg


(注)本装置は電気錠1台に対し1台必要


>>参考資料
【本件に関する問合せ先】
<報道機関からのお問い合わせ>
   NTTファシリティーズ 経営企画部広報室
   MAIL:pr@ntt-f.co.jp
<一般のお客様からのお問い合わせ>
   コンタクトセンタ 電話:0120-72-7374
   午前9時~午後5時まで(土・日・祝日はのぞきます)
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