1. |
ブロードバンド・ネットワークによる新しい情報サービスの開発 |
|
西日本高速道路管内の約180箇所のSA・PAにおいて、ハイビジョン映像配信等ができるブロードバンドインフラを整備します
お客様に「安心」「安全」「快適」、そして「楽しく」高速道路をご利用いただく基盤として、通信インフラの整備は不可欠ですが、高速道路は山間部を通過している路線が多く、今までは大容量の安定した通信の確保が非常に困難でした。この度、NTTグループ各社の協力により西日本高速道路管内の約180箇所のSA・PAにおいて、ハイビジョン映像配信等ができるブロードバンドインフラを整備します。
ブロードバンドインフラを活用し、安心・安全で快適に、エンターテイメントを追及したSA・PAにおける新たな情報サービスを共同で開発します
<新サービス例>
■ |
高画質な大画面ディスプレイを活用したダイナミックな情報サービス(デジタルサイネージ)で観光情報、地域情報、SA・PAのお得情報等を提供 |
■ |
電子マネーEdyの決済端末を無線ブロードバンド回線につなぎ、場所、台数を選ばずに設置(屋外特設テント販売所、屋外の自動販売機等) |
■ |
ハイウェイオフィス(インターネットカフェ)設置による利便性向上 |
■ |
デジタルサイネージと西日本高速道路SHDカード『Quadra pass(クアドラパス)』を連携させた新サービス(電子クーポン、ネット通販等)の展開 |
■ |
セイフティ・ドライブのための音楽・映像配信と香り通信等を組み合わせたリフレッシュ空間の提供 |
|
2. |
「情報」と「環境」をキーワードにしたSA・PA施設の開発コンセプト・企画・設計についての共同検討 |
|
「人」「街」「自然」が調和する快適空間の創造とNTTグループの情報通信技術と環境技術を取り入れた施設の企画・設計を共同検討します
<情報と融合する施設の企画・設計例>
■ |
SA・PAの中心的施設となりうる情報集約施設の企画・設計 |
<環境に配慮した企画・設計例>
■ |
自然エネルギーの有効利用
・SA・PA施設への太陽光発電パネルの設置
・SA・PA敷地内への小型風力発電機の設置
・雨水を貯水して中水や散水用として利用 |
<再生材、再生可能材の有効利用>
■ |
施設の内外装に積極的に、再生材、再生可能材の使用 |
<地域環境への配慮>
■ |
SA・PA敷地周辺の環境に配慮し、その場所に最適な施設計画の実施 |
■ |
省エネ型インバータ回路方式の蛍光灯器具の採用(消費電力50%低減) |
|
3. |
各社の役割 |
|
今回の合意により、各社はそれぞれが専門とする分野を中心に、共同開発を進めていきます。
西日本高速道路
サービス・ホールディングス(株) |
■共同開発のトータルコーディネート |
NTTコミュニケーションズ(株) |
■ブロードバンドインフラ整備 ■情報サービスの開発 |
NTT都市開発(株) |
■開発コンセプト、企画・デザインの提案 |
(株)NTTファシリティーズ |
■施設設計の提案 ■グリーンエネルギー導入の提案 |
|
|