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2008年9月25日

株式会社NTTファシリティーズ


実践型BCPの強化に向けた防災演習を実施

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:森 勇、以下:NTTファシリティーズ)は、25日、南関東地震の発生を想定した防災演習を本社災害対策本部、東日本オペレーションセンタ、西日本オペレーションセンタ、カスタマセンタ、及び被災想定地である神奈川支店と、被災支援支店として東海支店、関西事業本部の計7拠点で実施しました。

1.ねらい
   NTTファシリティーズは、通信インフラを支える電力設備及び建物の維持管理を実施しており、災害時においても「ライフラインの一つである通信を止めない」という重要なミッションが求められています。今回の防災演習は、自社で策定しているBCPをより堅実なものにするために実施しました。また、NTTファシリティーズは「100年BCP」として企業のBCP策定支援事業を展開しており、この防災演習による実体験を通して、より実践的なサービスをお客様にご提供していくことを目的として実施したものです。

2.防災演習内容
   当日は、森 勇社長を本部長とする災害対策本部の指揮のもと、情報班、設備班等に分かれ、情報伝達、緊急駆付け、応急復旧、協力会社との連携等、災害時の事業継続体制について検証を行いました。実動演習では、被災想定ビルの電力設備及び建物等の被害状況確認、停電ビルに対する移動電源車の出動・給電等、応急措置が円滑・迅速に行われることを確認しました。
 NTTファシリティーズでは、毎年異なる災害を想定し、災害対策本部員による机上演習、および実動演習を実施することで、より実践型のBCPを構築することを目指しています。
 今年度は「ICT機器の高度活用による災害対応の円滑化」をテーマとし、最新の緊急呼出システム、TV会議システム、設備監視システムMaRIAを活用し、情報連絡体制の早期確立、現地映像配信による情報伝達の迅速化等に重点的に取り組みました。特にMaRIAを活用した現地映像配信は、リアルタイムで現地の被災状況を把握することが可能であり、状況に応じた円滑かつ的確な復旧に大きく寄与しました。

[ 実施のポイント ]
ICT機器の高度活用による災害対応の円滑化
全国にはりめぐらされたMaRIA*ネットワークを利用して、現地映像を災害対策本部や各実施拠点へ配信し、現地の被災状況をリアルタイムに把握出来る災害復旧体制を構築する演習を実施。
*「MaRIA」は、NTTファシリティーズが提供する「電源及び空調装置を監視するオペレーションシステム」です。

<MaRIAネットワークを利用した被災想定地の映像>
(テレビ画面内後方画像は移動電源車)
位置情報システムが搭載されたNTTグループが所有する移動電源車を出動させ、移動電源車の位置をリアルタイムに把握。災害対策本部からの移動先へのルート等を指示することにより、被災想定地へ迅速に駆けつける演習を実施。

<位置情報システムによる移動電源車の位置把握>

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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