2009年8月6日

カボチャ・ゴーヤ等を用いた新しい屋上緑化の取り組みについて
~サツマイモを使った屋上緑化も継続~

NTT都市開発株式会社
株式会社NTTファシリティーズ

 NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三ツ村 正規)と株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:沖田 章喜)は、2006年から毎年アーバンネット三田ビル(東京都港区三田3-10-1)の屋上において、サツマイモの水気耕栽培システム(グリーンポテト)による屋上緑化を行い、ヒートアイランド対策の効果を検証する共同実証実験を実施していますが、本年はこれに加え、新たにカボチャ・ゴーヤ・サツマイモの栽培実験を実施していますので、お知らせいたします。

1.背景と目的

 近年、地球規模の温暖化現象に加え、都市部におけるヒートアイランド現象が大きな環境問題として取り上げられており、早急な対策が求められています。都市部に緑を増やす屋上緑化はヒートアイランド対策として有効なものですが、NTT都市開発とNTTファシリティーズの取り組みは、食用植物(サツマイモ等)を採用していることが特徴です。両社ではこれらのヒートアイランド対策効果の検証を行うほか、NTT都市開発は手入れ、収穫作業を通じた社員間コミュニケ―ションの醸成、環境問題に対する意識向上を目指した環境教育等の場としての活用、NTTファシリティーズは主にヒートアイランド対策のソリューション開発も目的としています。

2.屋上緑化取り組みの概要

  1. (1)カボチャ・ゴーヤ・サツマイモの土耕栽培
    • 栽培方法
      土壌・肥料等をパック化したものに苗を入れ栽培する簡易な土耕方式です。
      本方式は荷重が小さく、栽培管理が容易な緑化システムを目指し実験中のものです。
    • 栽培内容
屋上緑化
:サツマイモ96苗分(品種:パープルスイートロード)
カボチャ 39苗分(品種:日向、鹿ケ谷、甘ほく、ぼっちゃん)
壁面*緑化
:ゴーヤ 8苗分(品種:あばし、白ゴーヤ)
*屋上にある塔屋の壁面
社員参加の苗植え
苗の成長状況(7月27日撮影)
苗の成長状況
社員参加の苗植え(カボチャ・ゴーヤ)
(2)サツマイモの水気耕栽培
肥料を水に溶かした“液肥”を栽培ユニットに循環させる「水気耕栽培システム」により、優れた蒸散作用・高い遮熱性をもつサツマイモを栽培するもので、2006年に実施して以来、4年目となります。
(想定緑化面積:200m2
2008年9月撮影
(3)ヒートアイランド対策効果の検証
食用植物栽培によるヒートアイランド対策効果の検証、並びに栽培管理の為に温度・熱量や土壌中の水分、栄養濃度等を計測し、オンラインで遠隔管理を実施します。
  • 測定項目
ヒートアイランド対策効果
  • 1.気象状況(日射量、温度・湿度等)
  • 2.蒸散量
  • 3.放射特性(正味放射量)
  • 4.温熱環境(屋上コンクリート表面~上部の温度分布、伝導熱)
栽培管理関連
  • 1.土壌水分量
  • 2.土壌肥料濃度

3.今後の予定

(1)社員参加の栽培管理
月1回程度実施予定
(2)サツマイモの収穫祭
11月上旬頃<予定>
(3)ヒートアイランド対策効果の検証結果公表
11月中旬頃<予定>
(4)神田やっちゃ場まつり*への出展
日時:8月8日(土) 11時~17時
ところ:秋葉原UDX4階UDXマルチスペース
展示内容:屋上緑化取り組みの紹介、収穫した野菜の参考展示
* 神田やっちゃ場まつり 屋上やベランダ、屋内など人工地盤での菜園、市民農園や家庭菜園などでの農業をテーマとした収穫物のフリーマーケット、レストランや食育のワークショップなどを開催
本件に関するお問い合わせ先
(株)NTTファシリティーズ 総務人事部 広報室 TEL:03-5444-5112

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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