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2011年10月3日

近畿大学農学部 第2共同研究棟が『2011年度グッドデザイン賞』受賞

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 沖田章喜)は、設計・監理に携わった近畿大学農学部 第2共同研究棟において『2011年度グッドデザイン賞』(Gマーク)を受賞しました。

今回の受賞の概要は以下のとおりです。

受賞作品

近畿大学農学部 第2共同研究棟(奈良県奈良市中町 2011年3月竣工)

事業主体名
:学校法人近畿大学
ディレクター
:株式会社NTTファシリティーズ 畠山文聡
デザイナー
:株式会社NTTファシリティーズ 畠山文聡+田中裕介

近畿大学農学部 第2共同研究棟

グッドデザイン賞「近畿大学農学部 第2共同研究棟」:
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=38056

ディレクター/デザイナーからのコメント:

原生林を含む緑豊かなキャンパスにおける研究施設の新築計画。
研究特性上、窓を設けることができず、また、温湿度制御負荷が多大である。
この条件に対し、建築と自然が相互に寄り添い、社会・環境に溶け込むデザインアプローチを行った。
葉(粒子)の集合がアウトラインを形成する木々のように「ボリュームでありながら心地良い」建築となるよう、木材流通において活用ルートのなかった芯材(廃材)を粒子として積み重ね(断熱・日射負荷軽減機能)外装とした。木粒子の積替えはイベント化され建築と関わり続けるキッカケを与える。
木片粒子積層による建築は、環境建築として機能的であり、自然に寄り添い、溶け込み、美しく、ほのかに香りたつ。

『グッドデザイン賞』
 1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」を継承し、1998年より(財)日本産業デザイン振興会の主催事業として運営する総合的デザイン評価・推奨制度。「優れたデザイン」のもつ卓越した「デザインの力」をもって、豊かな生活を築きあげ、産業の健全な発展を導いていこうとする制度であり、デザインを通して社会を明るく豊かにしていく運動でもある。
 受賞のシンボルである「Gマーク」は広く一般に定着している。

グッドデザイン賞の詳細はこちらから:http://www.g-mark.org/

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
   NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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