NTTファシリティーズは、お客様の電気のご利用状況に合わせた『賢い節電』を実現するため、『エネルギー管理支援サービス^*1』を提供してきました。これは、エネルギーマネジメントシステム（以下、BEMS）を活用して、電力使用量等の情報をエネルギー管理者向けに定量化・可視化し、無理のないピーク電力の抑制や電力使用量の抑制、節電状況の一括管理をご支援するサービスです。

『賢い節電』を実現するためには、エネルギー管理者だけではなく、その施設の利用者全員が、節電タイミングや節電量に対して納得感を持って主体的に節電行動を起こすことが重要です。そこで今回、NTTレゾナントの提供するブラウザ常駐型ツールバー『gooスティック^*2』の技術を活用し、リアルタイムな電気の使用状況や、その目標値の『見せる化』、電力会社からの節電要請があった場合の通知機能を搭載した『RemoniスマートWatcher2.0^*3』を開発し、提供を開始しました。

※“賢い節電” ・・・

やみくもに我慢することなく、節電タイミングや節電量を理解した上で、電力のピークや使用量を下げる節電。ICTを活用し、例えば、人のいない机の上は全て照明を消す、電力ピークが発生する時間帯だけ集中的に電気を切るなど、電気の使用状況などを見ながら上手にコントロールする仕組みにより、我慢や無理しすぎることのない節電。

『RemoniスマートWatcher2.0』は、NTTファシリティーズのエネルギーモニタリングサービス『Remoni』を利用し、『エネルギー管理支援サービス』を提供中のお客様に対して、メニューのひとつである電力使用量等の情報を『見せる化』する機能を拡充したものです。具体的には、『RemoniスマートWatcher2.0』はビル入居者や訪問者が使用するPCのwebブラウザのツールバー（NTTレゾナントが提供する『gooスティック』を活用）上で、施設の使用電力（電力使用量実績から演算した30分毎の平均使用電力）やその目標値の『見せる化』、電力会社からの節電要請があった場合の通知機能を搭載したアプリケーションソフトです。

主な機能

• お客様の設定する目標値に対する使用率がすぐわかる電力使用状況ゲージ（図1）
• 複数の事業所の電力使用状況でも確認可能（図2）
• 電力会社からの節電要請状況をリアルタイムで把握可能（図3）

お客様の効果