株式会社NTTファシリティーズ（代表取締役社長 筒井清志）は、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しているところです。この度、愛知県常滑市が保有する土地を賃借し、同地において「常滑市メガソーラー設置運営事業」の安全祈願祭を2月28日に実施しました。

安全祈願祭の様子

事業主体：

株式会社 NTTファシリティーズ

太陽電池容量：

1,115kW

想定年間発電量：

約1,277MWh　（一般家庭消費電力　約330世帯分）

特徴：

• あいち新エネルギー実証研究エリアとの連携
• 地域の子ども・住民に向けた環境教室、イベントの開催
• 地域の産業、人材の育成へ貢献
• 中部臨空都市におけるスマートタウン構想の可能性調査
• 災害時に電源供給が可能なシステムを地域に開放

設備の特徴

1. 架台

   当社が開発したスチール製V型架台を採用しています。支柱構造をV型にすることで、強度の確保と部材数・接合部数の低減を両立しました（当社従来架台比で構築費を約30％削減可能）。

2. パネル

   種類：

   多結晶太陽電池モジュール（国産）

   容量：

   240W

   サイズ：

   1652 × 994 × 46（W × D × H mm）

3. 発電診断システム

   当社独自の発電診断システムの導入により、気づきにくい故障や不具合等、発電量を診断できます。具体的には、診断レポートによる発電性能の見える化が可能であること、遠隔自動診断により維持管理稼働が削減できることがあげられます。さらに、ストリング^*1、接続箱、PCS単位等、システムに応じてきめ細やかな発電診断の比較評価も可能です。

2013年3月に着工、2013年7月に発電を開始する予定です。

2013年3月：

発電所工事開始

2013年7月：

発電開始