2013年3月29日
吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業において「DBJ環境格付」に基づく融資を受けました
~ 事業主体の佐嘉吉野ヶ里ソーラー(合) に対する設備資金、運営資金を対象 ~
株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)が、吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業*1において設立した佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社(本社:佐賀県神埼市、代表社員:NTTファシリティーズ)は、「DBJ環境格付」に基づく融資を平成25年3月29日に受けました。
「DBJ環境格付」は、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、環境格付の専門手法を導入した世界で初めてのメニューです。
佐嘉吉野ヶ里ソーラーは、佐賀県神埼市の吉野ヶ里ニュー・テクノパーク跡地においてメガソーラー事業を展開すべく、NTTファシリティーズにより設立された事業者であり、平成25年6月末の発電開始を予定しています。メガソーラーの設備容量は12MWで、想定年間発電量は12,850MWh(一般家庭約3,600世帯分の年間電力消費量に相当)です。
今回の「DBJ環境格付」は、実質的に佐嘉吉野ヶ里ソーラーと一体経営であるNTTファシリティーズが行っている環境への取り組みが高く評価されたもので、最高ランクの格付であるAランクを取得しました。佐嘉吉野ヶ里ソーラーは、「DBJ環境格付」Aランクに応じた適用金利にて、約30億円を調達することができました。
また、本事業は地元企業と連携し、佐賀県における地域貢献策に取り組むことを重視しております。地元金融機関である株式会社佐賀銀行の参加を得て、DBJ、佐賀銀行のアレンジによる環境クラブ型シンジケート・ローン「エコノワ」*2を組成することで、金融の地産地消をはかるとともに、地域における新しい産業振興の促進に貢献しております。
参考URL
- 日本政策投資銀行公式HP
- 環境格付融資のケース
http://www.dbj.jp/solution/social/enviro/e_finance.html - 佐嘉吉野ヶ里ソーラー(合) に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施
-吉野ヶ里メガソーラー設備設置資金を対象-
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2012/html/0000012477.html - 平成24年9月4日ニュースリリース
- 吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業に関する基本協定の締結
http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei24/h24-0904.html
用語説明
- *1 吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業(佐賀県神埼市神埼町大字志波屋)
- 事業用地面積:約160,000㎡
発電開始:平成25年6月末(予定)
設備容量:12MW
- *2 エコノワ
- 「Ecology」のワ=環境の「輪・和・環」という意味であり、環境クラブ型シンジケート・ローンの新商品としてDBJの登録する商標です。
- 【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
- NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp
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