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2013年10月7日

「F鈴鹿太陽光発電所」の建設について

株式会社NTTファシリティーズ
西日本電信電話株式会社

 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 筒井清志 以下、NTTファシリティーズ)は、西日本電信電話株式会社(代表取締役社長 村尾和俊 以下、NTT西日本)の保有地※(三重県鈴鹿市)を賃借し、同地にて「F鈴鹿太陽光発電所」を建設します。

 NTTファシリティーズは、「国が推進する自然エネルギーの普及および拡大」、「社会全体の環境負荷低減への貢献」、「太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積」を目的に、太陽光発電所の建設を推進しており、2013年9月末現在、全国10箇所において太陽光発電所を建設し運用を開始しております。
 一方、NTT西日本では、保有不動産を重要な経営資源として不動産賃貸ビジネスを推進しており、更なるビジネス拡大のため新たな貸付用途を創出する取り組みを実施するとともに、太陽光発電システムを中心とした自然エネルギーの発電および利用を促進する「グリーンNTT西日本戦略」を推進しています。
 そのような背景の中、両社の取り組みの一環として「F鈴鹿太陽光発電所」の建設に至りました。
 本発電所の想定年間発電量は2,547MWhであり(設置容量2,237kW)、NTTファシリティーズが運営する東海エリア最大規模の太陽光発電サイトになる予定です。 また、「F鈴鹿太陽光発電所」建設に先立ち、10月7日に安全祈願祭を実施します。

※NTT西日本が2001年3月まで研修センタとして利用していた土地。

完成イメージ図
完成イメージ図

1.F鈴鹿太陽光発電所の概要

施設名称:
F鈴鹿太陽光発電所
事業者:
株式会社NTTファシリティーズ
工事開始予定:
2013年10月下旬(予定)
発電開始日:
2014年3月下旬(予定)
設置容量:
2,237kW
想定年間発電量:
2,547MWh (一般家庭消費電力 約740世帯分)

2.F鈴鹿太陽光発電所の技術的特長

  1. (1)架台
    NTTファシリティーズが開発したスチール製V型架台を採用しており、支柱構造をV型にすることで、強度の確保と部材数・接合部数の低減を両立しました(同社従来架台比で構築費を約30%削減可能)。
  2. (2)停電対応型設備の導入
     停電対応型の1.5kVAの自立電源装置2基により、災害等における停電時も発電所から地域への電力供給が可能となり、地域のセーフティーネットとして活用できます。
  3. (3)発電診断システム
     当社独自の発電診断システムの導入により、気づきにくい故障や不具合等、発電量を診断できます。具体的には、診断レポートによる発電性能の見える化が可能であること、遠隔自動診断により維持管理稼働が削減できることがあげられます。さらに、ストリング*1、接続箱、PCS単位等、システムに応じてきめ細やかな発電診断の比較評価も可能です。

用語説明

*1 ストリング
太陽電池の1直列回路(本サイトでは1直列15枚となっている)
【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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