2014年3月6日

「F土浦太陽光発電所」の竣工について

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しているところですが、この度、茨城県土浦市に当社において21ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F土浦太陽光発電所」を建設し、3月6日に竣工式を実施しました。
 本発電所は、当社初のDC1000Vシステム(直流高圧*1)で構成されており、従来のDC600Vシステム(直流低圧*1)と比べて、ストリング*2数の大幅削減、システム総合効率の向上を可能にしました。これにより、さらなる構築コストの低減及び発電量の増加を実現できます。また、本サイトでは、維持管理費の低減を目的として、雑草の生育を防止し除草作業を減らすことが可能な防草シートを試験的に敷設しました。

完成写真
完成写真
竣工式の様子
竣工式の様子

1.F土浦太陽光発電所の概要

施設名称:
F土浦太陽光発電所
設置場所:
茨城県土浦市菅谷町字上山
事業者:
株式会社 NTTファシリティーズ
発電開始日:
平成26年2月28日
設置容量:
1,682kW
想定年間発電量:
約1,892MWh (一般家庭消費電力 約515世帯分)

2.設備の特徴

・DC1000Vシステム

 ストリングの最高直流電圧を1000Vまで高めた太陽光発電システム。高電圧化により、従来のDC600Vシステム(最高電圧600V)に比べてストリング数を最大40%削減できます。また、PCS*3の大容量化も行い、例えば2MWの発電サイトではPCS、PCSパッケージ*4をそれぞれ1台削減できます。これにより、構築コストのさらなる低減を可能にしています(図1)。
さらに、高電圧化により、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となります(図2)。

図1
図1
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
図2
図2
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

・防草シート

 当社発電サイト初の試みとして、試験的に防草シートを敷設しました。雑草の新芽や根の貫通を阻害し敷設下の雑草の光合成を妨げ雑草の生育を防止する防草シートを敷設することで、雑草による発電損失や毎年の除草費の低減が可能となります。

用語説明

*1 直流低圧:750V以下のもの
直流高圧:750Vを超え7,000V以下のもの
(電気設備技術基準による)
*2 ストリング
太陽電池の1直列回路
*3 PCS(パワーコンディショナ)
太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置
*4 PCSパッケージ
パワーコンディショナの収容箱
本件に関するお問い合わせ先
   (株)NTTファシリティーズ 総務人事部 広報室 TEL:03-5444-5112

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