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2014年3月28日

「F伊賀太陽光発電所」の竣工について

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しているところですが、この度、三重県伊賀市に当社において27ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F伊賀太陽光発電所」を建設し、3月28日に竣工式を実施しました。

完成写真
完成写真

1.F伊賀太陽光発電所の概要

施設名称:
F伊賀太陽光発電所
事業主体:
株式会社NTTファシリティーズ
発電開始日:
2014年3月28日
太陽電池容量:
1,272kW
想定年間発電量:
約1,408MWh (一般家庭消費電力 約390世帯分)

2.設備の特徴

DC1000Vシステム(直流高圧*1

 ストリング*2の最高直流電圧を1000Vまで高めた太陽光発電システム。高電圧化により、従来のDC600Vシステム(直流低圧)に比べてストリング数を最大40%削減できます。また、PCS*3の大容量化も行い、例えば2MWの発電サイトではPCS、PCSパッケージ*4をそれぞれ1台削減できます。これにより、構築コストのさらなる低減を可能にしています(図1)。
 さらに、高電圧化により、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となります(図2)。

図1
図1
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。
図2
図2
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

用語説明

*1 直流低圧:750V以下のもの
直流高圧:750Vを超え7,000V以下のもの
(電気設備技術基準による)
*2 ストリング
太陽電池の1直列回路
*3 PCS(パワーコンディショナ)
太陽電池から発電された直流の電気を、電力系統と同じ交流の電気に変換する装置
*4 PCSパッケージ
パワーコンディショナの収容箱
【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp

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