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Webによる情報提供 |
ビルオーナーや居住者のパソコンから特別なソフトを入れなくてもWebブラウザにより、空調サービスが行われているかどうかや室内の温度が何度か確認したり、エレベータの専用運転の設定などを行えるほか、ITVカメラからの映像、駐車場空車台数情報を見られるようにしました。
ビル管理者からの工事の予定や落とし物などのお知らせも簡易な操作でWebサーバに登録できるようにしてあります。
また、インターネットカメラを設備機械室に設置し、映像による設備監視や、特殊消火設備が動作し室内には入れない場合の内部監視もWebブラウザを使って行えるようにしました。
携帯端末とインターネットカメラ、事業所コードレスホンを組み合わせることで、臨時の映像監視も行えます。 |
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移動体通信の利用 |
事業所コードレスホンを利用し、音声によるガイダンスに従って操作を行うと、エレベータの専用運転の設定、サービス階強化運転の設定などの操作を行えるようにしました。
また、警報発生時、警報の内容を事業所コードレスホン・携帯電話等で音声によって確認できます。
ビル管理者が巡回、点検などでBASの前にいなくても、事業所コードレスホンを持っていれば、緊急警報が発生したときに警報内容を聞くことができ、迅速な対応が図れます。 |
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地球環境保護の啓発 |
ビル全体の電力消費量とコージェネレーションシステムによる発電量・廃熱回収量、太陽光発電量を原油消費量やCO2排出量に換算して、居住者のパソコンに表示できるようにし、地球環境保護の啓発を行っています。 |
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OAシステムとの連携 |
OAシステムから会議室の予約を行うと、会議開始時に設定室温になり、会議終了後は照明の自動消灯、空調の自動停止を行えるようにし、省エネルギーと快適性の向上を図っています。
休日や時間外の運転についてもOAシステムからの申請にもとづき、自動的に行えます。 |
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マニュアルの電子化 |
BASの取扱い説明書・各種マニュアル類をディジタルデータ化し、検索性を高め必要な情報を素早く見つけることができるようにしています。これらの情報はCD-ROMに格納され、BASのセンタ装置で見ることができます。 |
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汎用技術の利用 |
センタ装置にWindows NT* を使ったパソコンを用い、BAS通信ネットワークにはEthernet*
の利用、汎用ソフト(Microsoft SQL Server*, Microsoft
Excel*, Internet Explorer*, Acrobat Reader*)の利用など、汎用技術を利用して経済化を図り、ユーザーにもオープンなシステムとしました。 |
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