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2014年11月26日

「山形工業高等学校における環境省 地球温暖化技術開発・実証研究事業(山形)に関する学習会」を開催しました

 株式会社NTTファシリティーズ(東京都港区、代表取締役社長 筒井清志)は、環境省から委託を受け、山形県及び企業6社と共同して自立・分散型エネルギー社会の実現に向けた直流方式による地域間相互エネルギー融通システムの開発に取り組んでいるところです。
 本実証研究では山形工業高等学校等の山形県関連施設を実証フィールドとして利用しており、生徒にも本実証研究へ関心を持って頂くこと等を目的として、山形工業高等学校の電子システム科3年生の生徒向けに学習会及び見学会を開催致しましたのでお知らせします。

日時:平成26年11月7日(金)
場所:山形県立山形工業高等学校 山形県山形市緑町一丁目5番12号

1.学習会の模様

 学習会ではエネルギーの地産地消、エネルギー融通の概念、直流の省エネ性について座学した後に、交流と直流のLED照明を用いた省エネ実験を行いました。省エネ実験にて交流のLED照明と直流のLED照明を分解すると、多くの生徒が興味深そうに内部の構成機器の相違を確認し、なぜ交流に比べて直流が省エネとなっているかを検討していました。

写真.学習会の模様

写真.学習会の模様

2.見学会の模様

 見学会では高校内に設置している二カ所の実証研究設備を見学しました。実証設備を初めて目にした生徒からは「学校内で本格的な研究が行われていることに驚いた」「自分もいつかこのような研究をやってみたい」等の声が上がり、見学会終了後には生徒代表から「直流の省エネ性やエネルギー融通の必要性を理解できるよい機会になった」との挨拶を頂き学習会は終了致しました。

写真.見学会の模様

写真.見学会の模様

3.実証研究内容

  1. (1)実証研究名
    環境省 地球温暖化技術開発・実証研究事業
    「自立・分散型エネルギー社会の実現に向けた直流方式による地域間相互エネルギー融通システムの開発」
  2. (2)期間
    平成24年度~平成26年度(3ヵ年)
  3. (3)概要(山形サイト)
    個別のマイクログリッドのみで発電電力量と消費電力量のバランスを蓄電池によって調整すると設備容量が過大になる。このため、各マイクログリッドにおける発電電力量と消費電力量の時間的な相違を利用してエネルギー融通することで設備容量を最小化できるよう地域間のエネルギー融通システムの開発、実証を行う。

 NTTファシリティーズでは山形工業高等学校での取組みのように、今後も地域と連携を密にした実証研究に取り組んでまいります。

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp
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