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2015年10月1日

全国初節電ポイントサービス「コミュニティ向けカフェテリアプラン」試行導入
~コミュニティ活性化と地方とのふれあいによる地方創生~

株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 筒井清志)と三井不動産レジデンシャル株式会社(代表取締役社長 藤林清隆)、三井不動産レジデンシャルサービス株式会社(代表取締役社長 高松茂)は、マンションコミュニティの活性化と地方創生を目的とする、節電ポイントサービス「コミュニティ向けカフェテリアプラン」の試行導入を行うこととしました。
「コミュニティ向けカフェテリアプラン」は、節電回数に応じてポイントが得られるもので、NTTファシリティーズのマンション電力供給サービス*1におけるデマンドレスポンスの仕組みを活用し、株式会社三井の森と鹿児島県の協力を得て実施するものです。まずは2015年9月より三井不動産レジデンシャルの分譲マンション「パークホームズLaLa新三郷」(埼玉県三郷市新三郷ららシティ2丁目/総戸数250戸/2014年9月竣工/分譲済み)のマンション管理組合向けに試行提供を開始しました。

1.背景と目的

東日本大震災以降、節電の取り組みとして需要側が効果的に節電を行うことでピーク需要を抑制するデマンドレスポンスが注目されており、マンションにおいてもMEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)を導入し、需要側の節電対策が進められています。
マンションコミュニティの活性化により居住者間の絆を高めていく事で、街の発展や災害時の助け合いなどを促進し、マンション価値の向上につなげるとともに、都市と地方の交流を促す機会を作る事によって、地方創生につなげます。
NTTファシリティーズは本取組を通じ、マンションデペロッパーやマンション住民の意見を収集し、マンション電力供給サービスの付加価値を高め、事業の拡大を図る事を目的としています。
一方、三井不動産レジデンシャルは、本取組をスマートマンションの新たな機能開発の一環と位置づけ、より高付加価値なマンション開発・街づくりへとつなげていくことを目的としています。また、三井不動産レジデンシャルサービスは、マンションコミュニティの活性化を支援する提案力を強化し、顧客サービスの付加価値創造を目指します。

2.概要

このプランは、「スマートな街づくり」という共通のテーマのもと、三井不動産レジデンシャルの「住まいづくり・街づくり」とNTTファシリティーズの「エネルギーマネジメント」に三井不動産レジデンシャルサービスの「顧客サポートのノウハウ」といった各社の強みを組み合わせる事により実現を可能とした全国初の取り組みです。
節電の基本的な仕組みは、共用部における電力使用に対して節電要請(夏季、冬季)を行い、共用部に設置された制御装置による自動制御により空調等の節電を行うというもので、節電要請に応じた回数により管理組合にカフェテリアポイントが1回100ポイント付与されます。
カフェテリアポイントの利用メニューはNTTファシリティーズが用意し、三井不動産レジデンシャルのマンションの管理組合はコミュニティでのイベントでメニューをポイントの範囲内で活用し、三井不動産レジデンシャルサービスのサポートを受けてコミュニティの活性化につなげます。

コミュニティの活性化図
※図をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。

3.試行サービス内容

NTTファシリティーズは、三井不動産レジデンシャルの分譲マンション「パークホームズLaLa新三郷」(分譲済み)にて、「株式会社三井の森」*2の協力および、鹿児島県の協力を得て、食材や地方とのふれあい教室などの利用メニューを用意します。
節電要請については、2015年9月から2016年3月まで実施する予定です。
今回の試行サービス終了後、「パークホームズ立川」はじめ、三井不動産レジデンシャルの新築分譲マンションへの展開を検討します。

用語説明

*1 マンション電力供給サービス
電力を高圧一括で受電しマンション内の専有部・共用部へ電力を提供するサービスとMEMSを活用し、電力見える化やデマンドレスポンスなどを提供するサービス
*2 株式会社三井の森
長野県の蓼科高原、軽井沢で、別荘地の販売・仲介、別荘の建築、リフォーム、快適な別荘生活を支える管理業務、ゴルフ場の運営など「森の暮らし」を総合的にサポートしています。また、蓼科高原の新鮮な高原野菜や乳製品をお届けする「三井の森とれたて倶楽部」を運営しています。
【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
NTTファシリティーズ 経営企画部広報室 MAIL:pr@ntt-f.co.jp
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