お問い合わせ

NTTファシリティーズ

メールのアイコン

CSR報告書 2014

事業を通じ、さまざまなシーンで社会に貢献する。私たちNTTファシリティーズのCSR活動の成果をご報告します。

環境負荷の全容

自社が地球環境に与えている影響を正しく知ることは、環境問題に貢献する企業グループとしてまず行うべき「第一歩の活動」といえます。NTTファシリティーズは、グループ規模で多面的な環境データの把握に努めています。

マテリアルバランス

NTTファシリティーズグループは、マテリアルバランスの算出を通じ、資源・エネルギーの投入量と、これにより発生した温室効果ガスであるCO2や、環境汚染をまねく廃棄物などの排出量を把握し、その削減に取り組むことにより、環境負荷の低減に努めています。
2013年度は、引き続き、内外で励行が進む省エネルギーを重視した施策を展開しました。結果、使用電力の削減の取り組みや、車両更改時期に合わせた低公害車導入の推進などにより、エネルギー使用を3%削減しました。

2013年度のマテリアルバランス

2013年度のマテリアルバランス

個別データ① 会社別の事務用紙使用量

個別データ1 会社別の事務用紙使用量

個別データ② サイト別の水資源使用量

個別データ2 サイト別の水資源使用量

個別データ③ サイト別の電力使用によるCO2排出量

個別データ3 サイト別の電力使用によるCO2排出量

個別データ④ サイト別の廃棄物排出量

個別データ4 サイト別の廃棄物排出量

バリューチェンを見越した環境負荷の把握に向け、スコープ3での計測を開始

スコープ3(Scope3:バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量)

企業活動による温室効果ガスの排出量について、従来から報告されてきた「燃料などの使用による直接排出量(スコープ1)」「電力などのエネルギー利用にともなう間接排出量(スコープ2)」に加え、「バリューチェーン全体を通じた温室効果ガスの排出量(スコープ3)」についても開示することが社会的に求められています。
NTTファシリティーズグループでは、2013年度実績から、スコープ3の15のカテゴリ全てについて排出量を算定し公表します。これらの算定は、環境省の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.1)」に基づき実施しています。
スコープ3排出量の大半をしめる「カテゴリ15投資」については、40%を出資しますエネット社の発電事業による排出量です。これに次いで排出量の大きい「カテゴリ1、2、11」については、「グリーン調達ガイドライン」に基づく省電力機器の導入促進や、お客さまに販売する機器の省電力化の取り組みをすすめています。
今後もスコープ3の算定・公表を継続しながら、データ収集の精度向上に努めます。

スコープ3を含めた計測結果
スコープ3を含めた計測結果

2013年度の環境会計

2013年度環境会計では「環境保全コスト」としての投資額は233百万円(前年比-10百万円)、費用は395百万円(前年比-67百万円)となりました。
主な変動要因は、研究開発コストにおいて、電力装置の周辺装置開発が2012年度で一通り完了したことによる費用減によるものです。
NTTファシリティーズグループは、今後も環境会計を活用し、環境保全における費用対効果の分析に努め、効率的・効果的な環境経営をめざしていきます。

2013年度の環境会計

PAGE TOP