お問い合わせ

NTTファシリティーズ

メールのアイコン

CSR報告書 2015 事業を通じ、さまざまなシーンで社会に貢献する。私たちNTTファシリティーズのCSR活動の成果をご報告します。

社長メッセージ

株式会社NTTファシリティーズ 代表取締役社長 一法師 淳

発刊によせて

 2016年6月に社長へと就任し、初となるCSR報告書を皆さまにお届けできることを嬉しく思います。
 私たちNTTファシリティーズグループは筒井前社長のもと、2015年度も、持続可能な社会づくりへと事業の特長を活かしたCSR活動を展開し、多彩な成果を収めることができました。「NTTグループCSR憲章」において重点的に取組むとした、4つの「CSRテーマ」に即しご報告します。事業にこめた社会に対する私たちの思いを、当報告書から実感頂ければ幸いです。

先進のファシリティを通じ、社会を支え続ける

 持続可能な社会の実現に向け、国際社会は行動を加速しており、企業に対する期待も更なる高まりを見せています。例えば国連では2015年9月、社会課題の解決に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」17項目が定められ、国内外の企業でも多面的なアクションが開始しています。また2016年5月に開催された伊勢志摩サミットでは、経済・外交に加え、気候変動・エネルギー対策を大きなテーマとする環境保護や女性の活躍促進、インフラ投資といったテーマが議論され、その取組みを官民で推進する意志が表明されました。
 私たちはかねてより、ファシリティを「社会を支える施設や設備全て」と位置づけ、皆様の日常を様々な場所で支え続ける事業を展開してきましたが、上記の潮流もふまえつつ、さらに取組みを加速しています。当報告書でご紹介しているように、安心・安全な建物設計はもちろん、効率的で信頼性の高い太陽光発電システムの構築、データセンターやオフィスビルの省エネルギー化など、社会インフラのICT化ならびに低炭素・低負荷化を見据え、時代をリードする先進的なファシリティサービスを、2015年度も数多く実現しました。これからも、「Smart&Safety」を合言葉に、より良い未来に貢献する価値を創造し続けます。

企業ビジョンを共有し、
グループ全員で使命感を共有する

 より良い未来に貢献するため、そして、社会に新たな価値を創造するため、私たちは、一人ひとりが使命感を持ち行動する必要があります。このような問題意識に立ち、私たちは、2016年4月に、企業ビジョンを再構築しました。今回の改定では、まず企業ビジョンに「使命」を追加することで、私たちが重んじる社会への貢献の在り方を明示しました。同時に、行動指針に「公明正大」「誠心誠意」「三現主義」を追加し、誠実かつ倫理的な行動の重要性を共有するとともに、会社の内外では「明るく、楽しく、元気よく!」「粘り強く、あきらめず」をスローガンにコミュニケーションの輪を広げ社会貢献できる会社をめざしています。特に人権問題は、「あらゆる差別を許さない企業体質の確立」をめざし、その大切さを全社員に徹底しつつ、啓発活動を推進します。
 新・企業ビジョンの確実な浸透にむけ、グループ横断のワークショップを各地で開始しており、既に様々な事業改善へと実結しつつあります。引き続き、お客様ひいては社会から最も信頼されるパートナーとなるべく、グループ全員でCSR経営の基盤を強化してゆきます。

グローバルな視野で、挑戦する

 2015年度は、事業のグローバル化の観点でも意義ある一年となりました。グローバルシームレス化する社会を見据え、かねてより、スマートグリッドの実証サイトや低炭素型データセンターといった先進的ファシリティの構築を世界各地で積極的に模索してきた私たちですが、各プロジェクトとも着実に進行しています。それらの成果は国内事業へもフィードバックされ、よりグローバルな視点にたった「Smart&Safetyソリューション」が生まれつつあります。 
 当報告書は、社会の皆様と私たちとの、大切なコミュニケーションの窓口です。私たちがより良い企業グループとなるために、忌憚のないご意見・ご感想を頂戴できれば幸いです。

株式会社NTTファシリティーズ
代表取締役社長

一法師 淳

PAGE TOP