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サステナビリティレポート2020

Theme 01 人と社会のコミュニケーション

持続可能な社会の実現に向け、先進のファシリティで挑む

日々、世界経済は発展を続けており、それを支える社会インフラのイノベーション(技術革新)へと期待が高まっています。私たちは、IoT(社会のさまざまな機器のネット連携)の進化と、社会のスマート化を踏まえ、先進的なファシリティの実現に日々取り組みます。

CSR活動の柱
  • 安全でスマートな社会づくりへの貢献
  • グローバルな事業展開による世界各地への貢献
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

より良い未来を、
絶え間ないイノベーションで

全ての人がより先進的で快適な生活を享受し続けることができる社会をつくること。SDG9は、技術革新を通じてサステナブルな社会インフラを構築し続ける仕組みの世界的な実現を目標に掲げています。特に私たちNTTファシリティーズが日々つくり、守っているファシリティは、社会のさまざまな場で人々の生活を支える使命を担っており、そのさらなる進化と活躍の場の拡大は、SDG9の実現に貢献すると、私たちは考えています。

2019年度、活動のハイライト
社会課題に対応しつつ、生産性の向上を続ける使命を帯びる生産現場。
私たちは、世界に目を向け、工場設備にイノベーションをもたらす取り組みを始めています。

Highlight2020 Case01 デジタルトランスフォーメーションによる
ファシリティのイノベーション
工場向け設備オペレーション最適化サービスを提供開始

生産現場が抱える社会課題を見据える

日本の社会・産業は、労働人口の減少、気候変動問題の深刻化、IoT、AI技術の社会浸透など多くの課題に直面しており、これらへの積極的な対応が求められています。製造業の生産現場も例外ではなく、複雑な設備のオペレーションを効率的に実施できる仕組みの構築は勿論、人的資源に依存してきた運用ノウハウの共有資産化、より安全な生産現場づくりなど、多面的な社会課題への対処が急務となっています。
NTTファシリティーズは、NTTグループが推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)による社会価値創造の推進の担い手として、内外の動向に注視。2019年度よりフランスMETRON社のソリューションを日本市場に展開することで、産業施設向けファシリティマネジメント事業のDXを加速しました。

工場向け設備オペレーション最適化サービスとは

同サービスは、一言でいうと、施設内のあらゆる機械の稼動状況と温度、湿度、生産量、技術者のノウハウなどの外部データをデジタルツイン※に基づきデータベース化したうえで、AIによる製造工程全体の最適な運用シナリオの分析と改善提案を提供するものです。AIとビッグデータを活用した産業施設向け設備オペレーション最適化ソリューション「METRON-EVA Factory」を開発しグローバルに提供するMETRON社のデジタル技術とNTTファシリティーズのファシリティ管理の知見を組み合わせることで、冷却設備やボイラー、圧縮機などのユーティリティ設備におけるエネルギー供給から消費までの最適管理に加え、製鉄、製紙、硝子、食品など多くの生産設備においても、生産プロセス制御のための設定値の最適化提案が可能となります。

  • 設備等からさまざまなデータを収集し、デジタル空間上で現実と同じ設備等の状態を実現する仮想モデル

幅広い業種への展開を模索

METRON社のソリューションは、世界各地で高い評価をうけ、自動車、製鉄、化学、硝子、食品など、既に多くの業種の各国工場で導入が進んでいます。
NTTグループは、株式会社ドコモ・ベンチャーズを通じ同社に2019年に出資。同社の日本法人であるMETRON JAPAN合同会社との間で日本での独占販売契約を結び、日本の生産現場の設備オペレーションのデジタル化、効率化に向け、提案を積極化しています。
今後も、より多様な生産現場へとサービスを拡げることで、業種や設備を問わず、熟練者からの技術伝承問題や、設備の複雑化に伴うオペレーション最適化問題などに直面する企業の皆さまの課題を解決していきます。

設備オペレーション最適化サービスの概要

設備オペレーション最適化サービスの概要図

CSRテーマ「人と社会のコミュニケーション」に即した活動の詳細は、下記をご覧ください。

人と社会のコミュニケーション 詳細な活動報告PDFリンク

人と社会のコミュニケーション

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