2015年3月16日

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」の受賞について

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井 清志、以下NTTファシリティーズ)は、共同実施取組み(学校法人 栴檀学園 東北福祉大学 様応募)で「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015(一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会 主催)」最優秀レジエンス賞(エネルギー分野)を受賞、5つの取組みで優秀賞・優良賞(企業・産業部門)を受賞いたしました。
 NTTファシリティーズは、自らの事業活動における平常時と災害時の両立とともに、環境とエネルギーのインテグレーターとして平常時における使いやすさ・省エネ・省コストを備えながらも、災害時における抵抗力や回復力を発揮できる、社会全体の強靭化に資するサービスを開発・提供してまいりました。今回の受賞を励みに、今後も、レジリエントな社会を次の世代に引き渡せるよう、「ICT」×「エネルギー」×「建築」の融合の発想で、「平常時から災害時までサポートするSmart & Safety ソリューション」を提供してまいります。

写真:授与式の様子

1.最優秀レジエンス賞(エネルギー分野)の取組みについて

<以下それぞれの概要になります>

仙台マイクログリッドの概要

 東日本大震災において、東北地方の商用電力は広域で長時間停止となりました。このような状況下において、東北福祉大学の国見ヶ丘第一キャンパス内に設置されている「仙台マイクログリッド」は、ガス専用発電設備用ガス供給系統評価の認定を受け非常用燃料として供給をしていたため、震災による影響を受けなかったため、キャンパス内の介護施設等の重要施設に対して、ガスエンジンによる電力と熱の供給を早期に開始することができました。

※本件は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募を行った「新電力ネットワークシステム実証研究 品質別電力供給システム実証研究」を行うために構築された設備で、実証研究は2004年度から4年間、NTTファシリティーズ、東北福祉大学、仙台市ならびにNTTファシリティーズ総合研究所が共同実施したもので、「学校法人栴檀学園 東北福祉大学」様より応募しています。

写真:マイクログリッド

■仙台マイクログリッドの詳細はこちら
http://www.ntt-f.co.jp/profile/rd/sendaiproject/index.html

建物安全度判定サポートシステム『揺れモニ®』の概要

 東日本大震災直後に発生した建物継続使用に関する不安の声や、建物安全度の調査に費やした多くの時間と費用を解消するために開発した「建物安全度判定サポートシステム」です。建物の全層にセンサーを設置することにより、加速度データを取得し、独自のシステム解析によって、地震時における固有周期・傾斜・層間変形角を求め、地震直後に建物安全度情報を提供します。

■『揺れモニ®』の詳細はこちら
http://www.ntt-f.co.jp/service/products_service/yuremoni/

LNG施設の操業を支える高いBCP性能と地球環境に適合した社員寮の建設の概要

 災害時の高い自立性と環境性を兼ね備えた電力システムとして、太陽光発電(PV)、ガスエンジンコージェネレーションシステム(CGS)、非常用ディーゼル発電機(DEG)、リチウムイオン蓄電池(LiB)など多様な電源を組み合わせたBCP対応型マイクログリッドを構築しました。各機器はグリッドマネジメントシステム(GMS)により制御され、非常時は自立連系運転によって7日間以上の電源確保が可能です。

※本件は、国際石油開発帝石(株)社員寮建設の際の取組みであり、「国際石油開発帝石(株)・(株)NTTファシリティーズ・(株)大林組 建設プロジェクトチーム」として応募しております。
【建築主】 国際石油開発帝石(株)
【基本設計・実施設計監修・工事監理】 (株)NTTファシリティーズ
【実施設計・施工】 (株)大林組

■「国際石油開発帝石株式会社直江津東雲寮」の詳細はこちら
http://www.ntt-f.co.jp/architect/building/inpex-naoetsu.html

NHK放送局における雷害対策の概要

 全国の通信ビルを雷害から守ってきた豊富な経験と、IEC(国際電気標会議)標準化活動等に基づく世界トップレベルの雷保護技術を活かし、実際の放送局の雷害事例を調査し、雷害リスクと雷害対策の投資バランスを考慮した「放送設備の雷保護設計指針」や「放送設備用雷防護装置の仕様」の制定を支援しました。設計者の雷保護技術に因らず全国一律の雷保護性能を効果的に確保することに貢献します。

■雷害対策ソリューションの詳細はこちら
http://www.ntt-f.co.jp/service/products_service/lp_consulting/

非常時でも機能を維持できる新拠点づくりの概要

 非常時でも機能を維持できる新拠点づくりのために、想定されるリスクと災害レベルの設定、確保すべき機能とその優先順位を設定した上で、災害時において求められる役割を定め、過去未来における災害時のインフラ状況とインフラ確保日数の算定から災害対策機能を特定しました。そして、新拠点ビルに付加する具体的な災害対策機能を決定し、竣工後も有効に機能させるために維持管理フェーズでの機能確保のための保守運用計画を策定しました。

※本件は、JAグループ神奈川の「安全・安心と事業継続性の確保」のための拠点づくりとして取り組んだものです。

写真:走出 直道
【撮影者:株式会社 エスエス東京 走出 直道 】

平成24年度仙台市エコモデルタウンプロジェクト推進事業〔田子西地区〕の概要

 復興公営住宅(176世帯)および民間戸建住宅(16戸)に太陽光発電、蓄電池、CGSを組み合わせた設備導入、電気・ガス・水道の「見える化」やデマンドレスポンス(以下、DR)を付加したエネルギーマネジメントサービス(以下、EMS)を提供し、平時のエネルギー利用効率向上と非常時の電源確保を事業展開する国内初の事業モデルです。また、防災集団移転者らのコミュニティ形成を支援し、レジリエンスなまちづくりを進めるものです。

※本件は、「一般社団法人仙台グリーン・コミュニティ推進協議会」として応募しています。

■仙台市エコモデルタウンプロジェクト推進事業〔田子西地区〕の詳細はこちら
http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei24/h24-0807.html
http://www.sendai-green-community.com/

本件に関するお問い合わせ先
   (株)NTTファシリティーズ 総務人事部 広報室 TEL:03-5444-5112
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