社会インフラのレジリエント化
公共施設の堅牢性、強靭性を高めるファシリティづくり
NTTファシリティーズは官公庁や放送施設など様々な公共施設の構築・運用を担っていますが、一貫して、有事に備えた堅牢性、強靭性に優れたものづくりを重視しています。その成果は多様な形で社会の安心・安全に寄与しています。
例えば通信施設は、常に通信を維持しうる設備対策が重要です。NHK放送会館では、落雷対策や非構造部材(建物内の各種通信用機器など)の耐震化を行い、災害時も公共放送の拠点としての機能を維持するためのファシリティづくりをきめ細かく実現しました。また、地方自治体の庁舎は、有事の復旧拠点としてのBCP対策が必要です。狛江市庁舎では、改修・増築に際し、平時の省エネ化はもちろんのこと、防災拠点としての役割を重視し、免振構造の導入や自家発電設備の設置、非常用用水(井水)の確保などを徹底しました。